闇 ページ17
それから私たちはいろんな所へ出かけたりして
3ヶ月ほどたった時
それは父から言われた
父「結婚、いつにするか決まったのか？」
正直ドキッとした。
「いえ、まだです。雅志さんと会えていないので」
父「会えていないって……会おうと思えば会えるだろ。なぁ、母さん。」
母「……………えぇ、そうね…。」
"苦しみは半分こだよ""幸せになるならななとがいい"
流星くんが言ってくれた言葉を胸に私は決意した
「お父さん、私結婚しない。」
父「何を今更言っている！！！！！！」
「私、好きな人がいる。その人と幸せになりたい」
父が怒鳴ることは分かっていた。
だけど……負けたくない
父「馬鹿なこと言って！！！！何を言うかと思ったらこれか！！お前って奴は、、何度倉橋家の名に傷をつければ気が済むんだ！！！！！」
そう大きい声で荒げだした時
雅「お義父様、どうかされましたか？」
あいつは来た
父「雅志くん、、、、うちの娘が足りないところばかりで申し訳ない」
「私は貴方とは結婚しない」
父「なな！」
雅「好きな人がいるのは知っていましたから。そう焦らないでください、お義父様。排除するだけなので」
そう言って微笑む悪魔に私は睨みつけた
雅「随分と生意気になったな、なな。お前に結婚しないという選択肢はないんだぞ？」
「私は負けない。今まで貴方にされてきた事、許さない」
悪魔は私の耳元で
雅「その生意気な口を聞けるのは今だけだよ。」
と言い、父や母に挨拶をして出ていった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：なな | 作成日時：2023年9月20日 0時
