ジェジュンの夢�� ページ31
ご飯を食べながら、
ずっとAの顔を見る。
「ジェジュン、どうしたの？
元気ないけど、嫌な夢でも見たの？
すごく汗もかいてたし、具合悪い？」
おでこに手を当てようとする
Aの手首を掴みグッと引き寄せる。
「きゃっ！ジェジュン？？」
「あ…ごめん。
ねえ、A、どこへも行かないよね？」
「え？なあに？いきなり。
私はここしかいる場所がないわよ？
変なジェジュン。」
いつものAだ。
「あ、そう言えば、
一昨日のテレビに出てたじゃない？
昔のジェジュンと、元カノさん。
マネージャーさんに聞いたんだけど、
今は、結婚して幸せに暮らしてるそうよ。」
「えっ？」
「ジェジュンは仕事とは言え、
昔の映像出すことをすごく怒ってたから、
伝えにくかったって言ってたわ。」
「……それだ！！」
俺は思わず大きな声を出した。
「びっくりしたーー！どうしたの？
それって、何？」
「あ…ごめん、何でもない。独り言。」
「変なジェジュン。」
そうだ。
話題性があるからって、
強引に昔の映像を使うことになって、
あの日…、Aはこの番組を観て
どう思うだろうって
気にしながら一緒に観てたんだ。
Aは何も言わなかったけど、
少し寂しそうで、
「若いっていいね。」
そうボソッと言ったことが、
俺の中できっと引っかかっていたんだ。
それであんな夢を…
「ジェジュン、マネージャーさん、
下で呼んでるよ。遅れちゃうよ？
ねえ、やっぱり具合悪い？」
「いや！大丈夫だよ！行ってくる！」
玄関で、いつものハグをする。
「行ってらっしゃい。
……って、ジェジュンもう離して(笑)」
「A、愛してるよ。」
「うん。私も。でも、どうしたの？
今日は何かすごくまじめ…」
「俺は、Aだけを愛してるよ。
本当だよ！浮気なんてしないよ？」
「え？身に覚えあるの？」
「いや！違っ！昨日の夢で…あっ！！」
Aは俺から離れるとニコッとした。
「そういうことね。夢に出るほど
あのテレビを気にしてたのね。」
「いや！その…まあ。。。」
「年齢のことでしょう？
気にしてたら結婚してないから。
変な心配しないで。
ほら！行ってらっしゃい！」
「行ってきます！」
エレベーターを降りながら思った。
「俺、もしかして、尻に敷かれてるのか？」
その方が幸せなのかもしれない(笑)
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ゆい(プロフ) - 乃愛さん» いえいえ、女の子は苦しいけど、女性ですもの！どんどん妄想しちゃいましょう！( ^ω^ ) (2019年8月23日 21時) (
レス) id: 9fe2843049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 乃愛さん» 主人公が少し自分の年齢より若いと妄想しても、子供がいてもおかしくない年齢…それならば、そういう設定も面白いなーって思いつきでした（笑） (2019年8月23日 21時) (レス) id: 9fe2843049 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - お姫様抱っこ〜♪されたいです！女の子の願望ですよね〜…もう女の子じゃないけど… (2019年8月22日 16時) (レス) id: e0d75b23f4 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 拓くんは小さな頃から大人びた男の子だったけど、成長して“男”になりましたね〜本当の大人になると、きっと素敵な男性になるんだろうな♪お母さんは嬉しいです！(笑)でも逆に旦那様が赤ちゃん返り？(苦笑) (2019年8月21日 23時) (レス) id: e0d75b23f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年1月1日 18時
