数年前の話�� ページ26
「えっ⁈
私のお守りが！！」
「…ねえ、A…
これって、
ネックレスの役目は終わったって
ことじゃないかな？」
「…えっ…」
ジェジュンは墓前に
そのネックレスを置いた。
そして、墓前にしゃがみ込んだ。
「お父さん、お母さん、
Aさんを生んでくれて、
育ててくれてありがとうございました。
おかげで僕はAさんに
出会うことができました。
Aさんを僕にください。
絶対に幸せにします。
いや…辛い目に合わせたこともあるけど、
二度としません！
Aさんとの結婚を許してください。」
「グスッ…ジェジュン…
くださいとか…
いつの間に教わったの？グスッ」
「日本語はもう完璧だってば(笑)。
A、ネックレスはご両親に返そう。
前の旦那さんじゃなくて、
俺が触って切れたってことは、
Aをこの先守るのは俺ってことだよね。」
「もう！泣かせないでよ〜！
グスッ！グスッ！」
「A…(笑)」
「エーン！！
おかーさん泣いてるぅ〜
おとーさん泣かせたぁ〜」
私の隣にいた百合愛が突然泣き出した。
「えっ⁈ちょっ！ゆり〜っ！」
ジェジュンが百合愛の周りで
オロオロしている。
「百合愛！なんで泣くの⁈ 泣かないで！
な〜かないで〜」
「ちょっと！ジェジュン！
言葉の流れで歌わないでよぉ〜」
「兄ちゃん(笑)」
拓が泣き笑いしながら写真を撮っている。
「拓〜！ここは撮らないでくれ！
もっと俺のカッコいいとこあったろう？」
「そうだった？」
「拓ぅーーーっ！」
百合愛が泣き止んだ頃には、
みんな笑顔になっていた。
「あっはっ。この写真懐かしい！
この顔！
Aと百合愛は涙でボロボロだし、
俺は、なっさけない顔してるー」
「今はもっと加齢してボロボロだわ(笑)」
「どんなにボロボロになったって、
俺は変わらずAを愛してるよ。」
「フォローになってない！」
バシッ！！
「いって！なんだよぉー」
「もう！ほら、いいから！
ドライヤー持ってきてっ。」
「はーい。…やった！気持ちいいやつぅー」
ジェジュンは嬉しそうに
ドライヤーを取りに行った。
全くもう！！(笑)
ジェジュンと知り合って、
私は幸せ者だし、贅沢者。
これからもこうやって、
お互い歳を重ねていくんだろうな。
きっと。
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ゆい(プロフ) - 乃愛さん» いえいえ、女の子は苦しいけど、女性ですもの！どんどん妄想しちゃいましょう！( ^ω^ ) (2019年8月23日 21時) (
レス) id: 9fe2843049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 乃愛さん» 主人公が少し自分の年齢より若いと妄想しても、子供がいてもおかしくない年齢…それならば、そういう設定も面白いなーって思いつきでした（笑） (2019年8月23日 21時) (レス) id: 9fe2843049 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - お姫様抱っこ〜♪されたいです！女の子の願望ですよね〜…もう女の子じゃないけど… (2019年8月22日 16時) (レス) id: e0d75b23f4 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 拓くんは小さな頃から大人びた男の子だったけど、成長して“男”になりましたね〜本当の大人になると、きっと素敵な男性になるんだろうな♪お母さんは嬉しいです！(笑)でも逆に旦那様が赤ちゃん返り？(苦笑) (2019年8月21日 23時) (レス) id: e0d75b23f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆい | 作成日時：2019年1月1日 18時
