もうげんかいです。

- 叱 責 - ページ19

R y o u s u k e .









「ＹＯＵ達は良い仲間を持ったね」









圭人がＪＵＭＰの存続を希望してくれたらしい









あんなに酷いことをしてきたグループを守って欲しいなんてどうかしてる


...というか、優しすぎる









「ＹＯＵ達がやったことは決して許されることではない。圭人がまた戻ってくるかは分からないが、その責任も背負って精一杯のパフォーマンスをしなさい」









*









「何なんだよあいつ」

「いい人ぶってんじゃねーよ」









何故誰も叱ってくれない？









俺達がやったことは下手したら警察問題なのに









叱ってくれたらもっと....




..は言い訳。









自分だけじゃこの大きな後悔を支えきれなくて、
誰かに怒られて、誰かに正しい道に戻してもらいたいんだ









でも、それじゃいつまで経っても俺たちは変われない









.









「てかあいつ、戻ってくんの？」

「えー、いらねー」

「いないほうが絶対いいって」









「てかあいつ、死 ね ばよかったんだよ」









頭の中で色々な意見が飛び交う中、

ずっとくだらない悪口を言ってた言葉から聞き捨てならないものが聞こえた









「おい、今の誰だよ」

「しーらない」









くふくふと笑う伊野ちゃんは悪い顔をしていて









「お前らいつまでそんなこと続けるつもりだよｯ！！」









俺が怒鳴ったことにより、楽屋の空気がピキッと凍りつく









「なに、こんな年にもなってまだ自分で反省できないの？
急に手のひら返すのが恥ずかしい？」









「俺からしたら、いつまでもグチグチ言ってる方が恥ずかしいと思うけどね。」

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