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カルさんはロープ類だと体を縮めたりすれば緩んで逃げられるから、ロープじゃなくてテープで縛った。しかも、後ろ手に。
けど、
「(体柔らかくてよかった…。)」
まず膝を曲げて体操座りになり、少しずつ腕の間から足を通し、腕を前に持ってきた。そしてその状態から手を思いっきり上から下に振れば、腕のテープが取れる。
(これは本当に柔軟性が必要です、エメは特に体が柔らかいのでできますが、普通の人は攣るしできません)
手足のテープが取れたら、口の中に入れられていた布も取ってしまう。周りを見回すと、本当に会議室みたいで、埃をかぶっているけど机や折りたたみの椅子があり、扉には鍵はかかっていない。
部屋の扉を閉めたら椅子が倒れ、扉が椅子につっかえて外側から開けられない細工をして走り出した。階段を降りようとすると
DK「ヌナ！！？？」
WZ「Aっ！」
「ジフナ、ソクミナ！！」
ジフナに強く抱きしめられる。高い体温や息切れ、心臓の脈から、走っていたことがわかる。嗅ぎ慣れたジフナの体に包まれて、緊張が解れた。
ソクミナなんてボロボロと泣きながら私をジフナごと抱きしめてる。
DK「ヌナ、本物…？」
「うん、心配させてごめんね…。」
WZ「大丈夫か、怪我はないかっ？」
「うん、無傷だよ。」
DK「よ"かったぁぁぁぁぁぁ！！」
ソクミナの泣き声にスタッフさんが集まる。結局、私はその場でジフナが理由や経緯を話したから警察に保護され、カルさんは逮捕された。
【作者より】
よくこのような小説だとメンバーや色々な人が女の子を助けるような気がします。
エメさんは長年男の中にいて厳しいアイドル界で揉まれ、さらに過去の経験から、転ばされても逆に相手の腕を掴んでその反動で自分は立ち上がる女の子になりました。
もっとメンバーがカッコよく助ける話も考えましたけど、このシリーズの最初からわかるようにエメは練習生時代は他の練習生から嫌がらせを受けていましたことから、多少のことでは動揺したりしません。
落ち込んでも、頭を働かせて自分(や仲間)を守る強い人が私の中のエメです。
メンバーやウジ氏の今後の活躍にご注目ください。
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ららら - ウォヌがいいです！ (2020年6月2日 23時) (
レス) id: a19a860169 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - ウジくん落ちが見たいです！！！ (2020年6月2日 18時) (レス) id: 66717ee743 (このIDを非表示/違反報告)
ちろ(プロフ) - いつも素敵なお話ありがとうございます！ウジくん落ちが見たいです！ (2020年6月2日 18時) (レス) id: ee25b51a3d (このIDを非表示/違反報告)
ｾﾝ(プロフ) - いつも楽しませてもらってます！ウジくん落ちが見たいです、 (2020年6月2日 18時) (レス) id: 124940ed3c (このIDを非表示/違反報告)
歯茎(プロフ) - いつも楽しく読ませて頂いています、個人的にホシくん落ち見てみたいです…！更新楽しみにしています、いつもありがとうございます。 (2020年6月2日 17時) (レス) id: 37758e3bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑪瑙 | 作成日時：2020年5月30日 13時
