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転機 3 ページ10

「ハ、ハァハァ…ちょっ!ちょっと忘れ物!!忘れ物してんで!!」


聞き覚えのあるその声に振り返ると

あ「あ!さっきの……」

やっぱりあの人。


「大事な絵忘れてんで。ちょ、足速いな。もーー追いつくん必死やったで?」
絵を持ってない方の腕で額の汗をぬぐう


あ「…あ!ほんとだ。ごめんなさい、ありがとうございますっ//」
恥ずかしさと申し訳なさで顔が真っ赤になる


「ええよ、ほんま、大丈夫やから^^;」
笑みを浮かべて優しく言う


なんか、お礼をしないと、ね。

とりあえず……


あ「…あの……あの!…届けてくれてありがとうございます。私、鈴川と申します。えと、お名前聞いてもいいですか?」

あーーーー言っちゃった; めっちゃ恥ずかしい///

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作者名:ちぱはる∞ | 作成日時:2017年2月13日 14時

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