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your said
A｢孕ませたって…誰を？｣
圭人｢3個上の先輩…サークルで会った人｣
A｢いつ…いつ分かったの、妊娠したって｣
圭人｢2ヶ月、くらい前…｣
A｢なんでもっとそれを早く言わなかったの…｣
圭人｢ほんとに…ほんとにごめん…｣
本当に不思議。
さっきまであんなに衝撃受けて、言葉も出なかったのに。
一周したらこんなにも冷静になっちゃって
気づいたらこんな質問責めしてる。
A｢これから…どうするの｣
圭人｢…就活して、会社入って働いて…｣
A｢それで相手は大丈夫なの…責任取るんでしょ…｣
A｢人ひとり産むのに…どれだけのお金と苦労が必要だと思ってるの｣
圭人｢ん…わかってる…｣
だからか。
2ヶ月前からって言ってたけど、｢お金貸して｣ってその間に何回言われただろう…何回貸しただろう…
A｢もういいわ…貸したお金も返さなくていいから｣
圭人｢えっ…｣
A｢反省しなさい…｣
圭人｢…｣
A｢あと…｣
A｢もう…私の目の前に現れなくていいから｣
私はその言葉を残して彼を後にした。
本当は悲しくて悲しくて…
でも…私は年上だから…
変なプライドが勝っちゃって…
後にするしかなかったの…
あいつも最低。
だけど…
私も最低よね。
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作者名：ゆあゆあ | 作成日時：2016年4月6日 10時
