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次の日




「あ!こはるおはよ!」

田『Aおはよう』

「外、騒がしくない?」

田『あぁ。アレのこと?』


いや、何ですか?
あの女子の団体様は。

田『瑞稀とはしもっちゃんのファンが靴箱前に集まるの。』


昨年は裏校舎だったため、気が付かなかった。


「え。すごいね」

田『あ。来たよ』


うわー。

めっちゃ迷惑そう。


橋『おはよぉ2人とも』

田『おはよう。大丈夫?』

井『めっちゃ走った。』

「おはよ。朝からお疲れ様笑」





初日から席替え。
くじ引きで私の隣は瑞稀になった。



休み時間



『ねぇ、特生なったんしょ?はぁーあ。私の方が勉強できるし、仕事もできるし涼様や瑞稀様の事好きなのに。なんであんたなの?』


え?誰ですか?
隣のクラス?

確かになんで私になったのか・・・
わからない。

橋『ん?どうしたの?隣のクラスの子かな?』

『あ!涼様ぁ!御機嫌よう』


態度変わりすぎだろ。


橋『あーゆーの。気にすることないから。なんかあったら俺でも瑞稀でもいいから、遠慮なく言って?』

「うん。ありがと」


こういう毎日が待ってるのか。




お昼休み



田『ねぇA。もしよければ私とご飯食べない?』

「うん。いいよ。私も食べる人いなくて困ってた笑」

井『キャッスルガーデンで食べてもいい。ココうるさいから』

田『あぁ。ありがとう。行こっ!A』

「うん」




橋『あぁー。朝から疲れるぅ』

井『普通に登校したいっつーの』

田『アレは迷惑よね』

「あれ?瑞稀。お弁当」

井『何?お弁当がどうした』

「いや、野菜ないから」

橋『コイツ野菜苦手なの笑』

井『うっさい笑』

\あはは/



瑞稀がこんなに笑ってるの初めて見た。


井『あ。はしもっちゃん?書類運ばないと』

橋『あ。そだね』

「私も手伝ったほうがいい?」

橋『いや、大丈夫。重いから。気にかけてくれてありがとう』

井『鍵閉めよろしく』



「そういえばこはるって、なんで2人のこと詳しいの?」

田『実はね・・・。はしもっちゃんの事、好きなの。』


え?全然気づかなかった。

「聞いていい?いつから?」

田『昨年のクラスマッチくらい・・・かな?』

「えっと・・・。バスケ?」

田『そう。Aは好きな人とかいないの?』

「私いないんだよねーそれが。私だって女子力とか全然ないけど。そういうの憧れる」

田『もしAに好きな人できたら応援するから!』

「ありがと。こはるの事応援する」

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作者名:かな | 作成日時:2018年8月14日 0時

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