貴方がいてくれてよかった (ページ3)

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your side

放課後。

うっわぁ。何コレ。

特生が活動する場所。
小さなお城のような建物。

別名キャッスルガーデン。

どんな名前だよ。
どっからこの名前がついたのか。

ポスト3つもいらねーだろ。

『あ。Aちゃん？よろしくね』

「こはるちゃん！よろしくね。もうAって呼んでいいよ」

『私も。こはるって呼んで』

「ありがと！こはる」

橋『お疲れぇ！どうぞどうぞぉ』

「失礼します」

中･･･
初めて見た。

橋『ココ座って』

井『久々に席が埋まるな』

その日は特生について、
キャッスルガーデンについての話で終わった。

橋『最後､質問とかある？』

「ひとつだけいい？あの3つのポスト何？」

井『あぁ。あれ？白のポストは一般用。赤はオレ。青ははしもっちゃん』

田『ファンクラブ･･･とか言うやつ？』

橋『そう。別にいらないんだけどね』

「ふーん。井上くん､橋本くん人気あるもんね」

井『瑞稀･･･。瑞稀でいい』

橋『俺もはしもっちゃんでいいよ！』

「あ。うん。わかった」

橋『･･･という事で明日から活動始まるんでよろしく』

あぁ。どんな毎日が待ってるんだろう。