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「ふむ。それであなたは、あの路地裏に？」
A「そう…です」
嘘は
言ってない。けど
本当のことも
言ってない…。
小石川「逃げていく人影とか、音とか、匂いとかしなかったかな？んー、例えば消毒薬の匂いとか？」
消毒薬？
なんで例えにそれが？
A「倒れてる人に必死で…すみません、お役に立てず」
小石川「いやいや、普通倒れてる人見たらそうなるよ。ありがとう。…ただね？お約束事で、事情聴取してハッキリするまで、あなたは容疑者となるんだよね？」
まぁ、あのシチュエーションなら
そうなりますわな。
小石川「このまま署に行くけど、その間は誰とも連絡取れないんだよね、なので連絡手段を絶たせてもらうから。…出してくれる？」
ゴソゴソ
ぽす…っ
ガサガサ
ぽいっ
持ってる
すべて渡す。
小石川「ありがとう。素直に従ってもらって助かるよ。形式とは言えね、法に従う職務なものでねー」
じゃあ、行くよー。
と、穏やかながらも
パトカー中に
圧を感じて
あ、こりゃダメなヤツ。
と、わかるくらいは
警察のことは知ってる。
普段の
翔ちゃんや二宮さんとのやり取りは
特殊なんだと。
A「ある意味、過去の関係性で成り立つものだよね…」
パサッ
スル…
耳にかけていた髪を
下ろしながら、
窓の外
流れる景色を眺めて
冷静なままの
ピアスを
無意識に
触っていた。
・
A「…病院。また？」
ハァ…
お世話になりすぎ。
最近のドラマも
医療モノ多いよねー。
ブツブツ…
で、ナニナニ？
医者ね。
病院の中って
白い何ちゃら、とかいうけど
かなり閉鎖された
世界なのよねー。
A「そこは警察も同じ。っと、関係者の話を聞こうにも…ツテね」
ふふん。あった。
だてにこちとら
…自慢にはならんが
A「どの科にかかればいいかなぁ〜」
カードゲーム出来そうなくらい
専門科の
広げてみたり。
「あら？Aちゃん？…まさかまた？」
聴き慣れた
少し呆れたような
心配するような
耳馴染みのいい
声色に
顔を向ける。
A「麻衣子さん？どうしてここに？」
麻衣子「それはこちらのセリフよ…」
また…何か巻き込まれたの？
そう言って
困ったように微笑んだ。
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あか(プロフ) - 美紀さん» 美紀さま、コメントありがとうございます！なかなか更新が遅くて申し訳ないですが、がんばりますー！これからも懲りずによろしくお願いします！ (2020年6月24日 8時) (
レス) id: b01f9caaf3 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - お話すごくおもしろいです！応援しています！頑張ってください！ (2020年6月24日 1時) (レス) id: 1ffda3ade9 (このIDを非表示/違反報告)
あか(プロフ) - シャートさん» ありがとうございます！懲りずにお待ちいただければ幸いです！よろしくお願いします！ (2020年4月29日 17時) (レス) id: b01f9caaf3 (このIDを非表示/違反報告)
シャート - 続編おめでとうございます！！これからも頑張ってください！！応援しています！！ (2020年4月29日 17時) (レス) id: 70b9e10207 (このIDを非表示/違反報告)
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