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204話 ページ5
Aside
小学校はそれなりに楽しかったけど
中学校は全然楽しくない。
仲良かった友達は部活が別だし
クラスも別になったから
下校時刻が違くて会うこともなくなった。
それにクラスメイトと私の間に
壁みたいなのがあるというか。
班活動でも話に入っていけなくて
黙ったままだから
先生にも怒られることが多くて。
ほんとはもう行きたくないなぁ
って思うことが増えた。
それに学校にいるとドキドキして
たまにめまいもする。
緊張してるのか手がすごい震えて
汗も止まらなくなるし
今まで感じたことのない感覚ですごい怖かった。
でもにぃにたちには
そんなこと言えなくて、耐えながらも
毎日行っていた。
そしたら熱が出て涼にぃが
『明日は学校休もうね？』って言ってくれた。
内心ラッキーと思いながら
明後日は行かなきゃいけないのか…
って思うと泣きそうになった。
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作者名：ひかる | 作成日時：2022年2月12日 19時
