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210話 ページ11

涼介side

夜になると更に熱が上がって
水分補給もできなくなったって連絡をもらった。


何も食べられなくても
水分補給さえできれば良かったんだけどな…。


熱が高い上、水分補給ができないとなると
脱水症状が心配になる。


点滴だけしておきたいから
連れて来てもらったんだけど…


A「グスッ…やだぁ…(泣)」


診察室に入ってきた瞬間から
泣いているA。


連れてきてくれた裕翔曰く、
夕方辺りからこんな状態らしい。


「A、大丈夫だよ」

A「んん……(泣)」


頭を撫でてあげると少し落ち着いた。


「A、あーんってできる?」

A「…っ…あ…」


やっぱり脱水してるな…。


点滴で水分入れてあげないと。

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作者名:ひかる | 作成日時:2022年2月12日 19時

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