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96話 ページ47

裕翔side

「A、身体の向き変えるね」

A「んぅ…やだぁ…」

「嫌?
たまには向こうも見てみよう?」

A「んん…(泣)」


ずっと同じ体勢だと
身体にも良くないから向きを変える。


「A、喉渇かない?」

A「いらない……」

「いらない?そっか…」


涼介に相談すると
すぐにAのところへ。


涼介「ジュースも飲めない?」

A「飲めない…」

涼介「じゃあ点滴しようか」

A「えっ…」


やっぱり点滴になるよね。


ちょっとして点滴が届いたから
準備して涼介と一緒にAの部屋へ。


涼介「A〜?」


点滴されるってわかってるから
布団に潜り込んでいた。


涼介「潜ってたら苦しいでしょ?
出ておいで」

A「いやっ!」

「抱っこしてあげるよ?」

A「……やだ」


…今、一瞬迷ったよね?(笑)


涼介「ちょっと頑張ろう?ね?」


布団に手を入れるとAを出した涼介。


抱っこを代わって膝の上に乗せた。

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作者名:ひかる | 作成日時:2021年1月1日 16時

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