もんすたー29 ページ29
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「あかぁーし！黒尾ー！大変だ！！」
「どうしたんですか喧しいですよ」
「お前よく先輩に喧しいとか言えるな…」
「あの人そういうの気にしないんで」
「それを気にしない木兎もすげぇな…」
「え！俺すごい！？」
「木兎さん、何が大変なんですか？」
「赤葦のスルースキルどうなってんの？？」
「そうだった！聞いてくれ！岩陰でAさんが襲われてた！！」
「「……は？」」
木兎が赤葦たちに報告に行く少し前のこと
「探しましたよ、Aさん」
『あれ、国見くん？どうしたの〜何か用事？』
「まぁ用事、ですかね」
にこーっと笑った国見に、「天使の微笑みだ！」と近寄るA。その瞬間を逃さず、国見はAの手首を掴んだ
小首を傾げるAに、国見は隠しもせず口角を上げた
「それ、俺が脱がしてあげますよ」
『えっ？』
突然のことに動けないAをいいことに、国見はAの着ているパーカーのファスナーに手をかけた
そしてそのまま、ゆっくりとファスナーを降ろしていく
そこへ通りすがる木兎
『や、やめて国見く、』
「Aさん、顔真っ赤」
『だって恥ずかしいもん！！』
その光景を見た木兎は、何かあったらすぐに報告しろ、という赤葦の言いつけを守るため、赤葦の元へと走り出す
「でもAさん、中に水着着てるんですよね？だったらいいじゃないですか。減るもんでもないですし」
『減るよ！私の何かが！確実に減る！』
ファスナーを降ろす国見の手を必死になって止めるA。いくらAがゴリラで国見が年下とはいえ力では男に適うはずもなく、着々と降ろされていくファスナー
「Aさん、」
『な、なに、』
国見はAの耳元に自身の口を寄せて、言った
「その顔、可愛い」
『っ〜〜！？』
その言葉に力が抜けたA
ファスナーは見事に降ろされ、パーカーがはだけた
その時
「Aさん！！大丈夫で、すか…」
赤葦たちが息を切らしてやってきた
少し目に涙をためて、顔を真っ赤にしているAのパーカーははだけていて、水着が露わになっていた
そんな光景を見た黒尾は意を決して、Aに声をかける
「Aサン、何があったんだ……？」
『く、黒尾くん、私……っ、もうお嫁に行けないぃ〜〜！』
それを聞いて、黒尾は叫んだ
「事後じゃねぇか！！！！」
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続く (更新停止中)
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おかか - ヤバいめっちゃうけるwwww続き気になります！更新頑張って下さい!! (2020年6月5日 23時) (
レス) id: 0ecde9d0b0 (このIDを非表示/違反報告)
tama(プロフ) - この作品とっても好きです！！更新頑張ってください！！！！！！ (2017年6月29日 1時) (レス) id: 04d6b2d3d3 (このIDを非表示/違反報告)
メランコリー - 木兔さんの心の広さと、月島の素直さ！笑 第三体育館組+日向、リエーフの会話も面白すぎる笑 研磨がウブで可愛かったです…！更新待ってます！ (2017年5月7日 2時) (レス) id: f9cb988cce (このIDを非表示/違反報告)
ハイビスカスティー(プロフ) - 胃 も た れ (2017年4月25日 19時) (レス) id: 751079c258 (このIDを非表示/違反報告)
珠@ゲスボ - 作者様の小説初めて読みました！おっもしろーい!!更新頑張って下さいね(^ワ^)/ (2017年4月23日 23時) (レス) id: 7d98042cc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぞみ | 作成日時：2017年4月23日 18時
