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作品のシリーズ一覧 [完結]
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｢荷物、これだけで良いのね。｣
｢……うん。｣
｢……そう。｣
エンジンをかける音が、車内に響く。
｢……こうなったのは、貴女の自業自得。
うちに戻りたいのなら、せめてE組から出られるくらいの学力を付けなさい。｣
そう、こうなったのは私のせい。
……全部、私のせい。
｢……っ。
やめてよ。その眼帯を外さないでっていつも言ってるでしょう？｣
｢……ごめんなさい。｣
隠したこの右目を、いつだって誰も受け入れてはくれない。
ねえ、お母さん。
こんな目に産んだのはお母さんなのに、
いつも一番嫌がるのはお母さんだ。
車は白いマンションの前で停車した。
さようなら、お母さん。
きっともう、二度と戻れない。執筆状態：続編あり(完結)
｢荷物、これだけで良いのね。｣｢……うん。｣
｢……そう。｣
エンジンをかける音が、車内に響く。
｢……こうなったのは、貴女の自業自得。
うちに戻りたいのなら、せめてE組から出られるくらいの学力を付けなさい。｣
そう、こうなったのは私のせい。
……全部、私のせい。
｢……っ。
やめてよ。その眼帯を外さないでっていつも言ってるでしょう？｣
｢……ごめんなさい。｣
隠したこの右目を、いつだって誰も受け入れてはくれない。
ねえ、お母さん。
こんな目に産んだのはお母さんなのに、
いつも一番嫌がるのはお母さんだ。
車は白いマンションの前で停車した。
さようなら、お母さん。
きっともう、二度と戻れない。執筆状態：続編あり(完結)
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作者名：ねぎ先生 | 作成日時：2016年6月25日 2時
