その36 ページ43
ドクン…
心臓の音が大きくなる。
真桜｢違…！｣
尚｢魔王は魔王らしく正義に裁かれて死ね。｣
ドクン…ドクン…
鼓動が早くなる。
真桜｢…っ！……ぁ…！｣
声が出せない…！
尚｢はぁ…
行くぞ。｣
光｢ん…｣
光ちゃんは静かに頷くと尚の後ろをついて歩いていった。
真桜｢や……待っ…！
なぉ…ひか…りちゃん…！｣
いかないで!
真桜｢…ここは…？｣
確か…光ちゃんが尚に…
真桜｢…尚…何で…｣
涙が溢れ止まらない
真桜｢ひぐ…えぐ…｣
…泣いてる場合じゃない
真桜｢ここを探索しなきゃ…！｣
ここはデス･サーティンの悪夢とは違うみたいだ…
『ねぇ、真桜』
真桜｢…霞？｣
『真桜…何で光を助けてくれなかったの？』
真桜｢え…？｣
『真桜なら助けてくれるって信じてたのに…』
真桜｢違っ…！｣
『自分の心の弱さのせいで光がまた連れてかれちゃったよ。約立たず』
真桜｢かす…み…？｣
そう言って霞は消えた
『私を助けてよ。もうこれ以上殺したくないのに』
真桜｢光ちゃん…！｣
『ほんと、真桜ちゃんってこの旅のお荷物だよね？霞の役に立ったこと1度でもあった？』
真桜｢…｣
『生きてる価値もないんじゃない？だって真桜ちゃんは私達と違って『障害者』だもんね！』
真桜｢光ちゃ…！｣
…消えた…次来るのはなんとなくで分かった…
『まだ生きてたのかよ世界のゴミが』
真桜｢尚｣
『俺はな、ほんとは真桜が一番嫌いだった！真桜が幼馴染で俺の人生は真っ黒だった！』
真桜｢…ごめんなさい｣
『謝って許されると思うな！俺はお前を一生憎み続けるからな！』
…ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!!!
ﾊﾟｧｯ!!
真桜｢っ！？｣
『ﾁｯ!』
霞｢真桜！｣
真桜｢！？｣
霞｢真桜！大丈夫！？｣
真桜｢かす…み…あ…｣
『自分の心の弱さのせいで光がまた連れてかれちゃったよ。約立たず』
真桜｢あ…｣
霞｢ま、真桜？｣
真桜｢ごめんなさい!!｣
霞｢え？｣
真桜｢ごめんなさい約立たずでごめんなさい生きててごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!!!｣
霞｢真桜！｣
ｷﾞｭｯ
霞｢大丈夫、大丈夫だから…｣
真桜｢あ…あ…｣
霞｢何があっても真桜の味方だから｣
真桜｢…霞…｣
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りな(プロフ) - 名前変換無し？ (2020年1月20日 3時) (
レス) id: f571b67ee6 (このIDを非表示/違反報告)
歌詞無(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！ただいま猛勉強中ですので！頑張ります！ (2018年12月15日 23時) (レス) id: f70e0cf97f (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 歌詞無さん、良い合作ですね！私のリクエスト楽しみに待っていますね!最新も頑張って下さいね！ (2018年12月15日 22時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：歌詞無＆真弥 x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2018年9月9日 19時
