その33 ページ38
光side
花京院｢光さんにはお兄さんがいるんですか？｣
光｢霞にも真桜ちゃんにもいるよ〜｣
焚き火を囲みながら話す内容じゃないけど話してる〜
光｢うちと霞ん家は親同士が仲良くてね。
色んなとこに出かけたよ。｣
真桜｢へぇ〜｣
光｢霞ってばひよこみたいに兄ちゃんのあとくっついて歩ってたよね〜｣
霞｢ね…ねぇ…その辺にしとこう…？
人に知られたくないことくらいあるでしょ？ね？｣
え〜こっからが面白いのに〜←
(´ㅍωㅍ`)ﾆﾔﾘ←
光｢霞は兄ちゃんのこと好きだったんだよね〜？｣
霞｢うわああああぁぁぁぁ!!!!!!!!///｣
顔を赤くして勢いよく立ち上がる霞。
ジョセフはニコニコしてみてるだけ、花京院とアヴドゥルはため息ついてポルナレフと承太郎は興味を示した。真桜ちゃんはあわあわしてた。
ポルナレフ｢恥じる事じゃねえぜ。｣
承太郎｢…そいつが好きなのか。｣
にやにやしながら霞を見上げる。
霞はすっと静かに座ると言った。
霞｢好き……だったのかも……しれない…｣
肩から提げていた鞄をぎゅうっと抱き締め、顔を赤くして言う。
ハイ可愛い( *´꒳`*)←
その場の全員がズッキュンきましたとさ。めでたしめでたし。←
霞｢も…もういいよぉ…やめてぇ…｣
さらに顔を赤くして可愛い霞。
ちっちゃい頃からそう。霞は兄ちゃんの話をすると顔を赤くした。
自分をわかってくれる唯一の存在だと思ってるんだと思う。
ホントの兄のように慕ってたし。
『すば兄』って呼んであとをくっついて歩ってたちっちゃな霞は…もういないんだね。
確かに…兄ちゃんは私『達』をわかってくれる唯一の存在だ。
私の犯した『罪』も霞が犯した『罪』も受け入れてくれた。
流石だよ。
だけど……私の放つ言葉で…兄ちゃんや他の兄弟の言葉で霞が命を…愛を大事にすればいいのに。
そんなこと言ったって本心は『共感』が欲しいだけかもしれない。
そんな『欲』に塗れた
きっと私が犯した『罪』は苦しいから＿ってしまった事。
悲しいから＿ってしまった事。
生きたいから＿ってしまった事。
そしてただのエゴの固まりだったのだろう。
だけどこんな事で
だけど私は｢あいつ｣の｢唯一｣になりたかったんだ。
｢あいつ｣を抱きしめたって、叫んだって現実は変わらない。
わかってる。わかってるよ。そんな事。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「トリップ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りな(プロフ) - 名前変換無し？ (2020年1月20日 3時) (
レス) id: f571b67ee6 (このIDを非表示/違反報告)
歌詞無(プロフ) - ミリアさん» ありがとうございます！ただいま猛勉強中ですので！頑張ります！ (2018年12月15日 23時) (レス) id: f70e0cf97f (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 歌詞無さん、良い合作ですね！私のリクエスト楽しみに待っていますね!最新も頑張って下さいね！ (2018年12月15日 22時) (レス) id: a3eeffbc62 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：歌詞無＆真弥 x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2018年9月9日 19時
