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その125by歌詞無 ページ48

千亜希「私は許すよ。」

美音「許さない理由が見当たらないよね!」

レミ「ありがとう。」

千亜希「あのさ。聞きたい事ができたんだけど…」

レイ「何?千亜希ちゃん。」

千亜希「えっと…じゃあ零ちゃんはレイちゃんだったの?」

レイ「ごめんね…。騙すつもりは無かったんだけど…。」

美音「騙すなんてとんでもない!」

零ちゃん改めレイちゃんはにこりと微笑む。

神威「梨花〜!」

走って来たらしく息切れが激しい神威。

レミ「神威!」

千亜希「神威。なんでここに?」

実は私の後を追ってきたらしい。

神威「…あんたがレオ?」

レオ「あぁ。夜月レオだ。」

レイちゃんやレミさん、レオの本当の苗字夜月(よづき)…。

神威「梨花…話したの?『レミ』の事とか…『夜月』の事…。」

レミ「うん。ごめんね…。話す時が来たと判断したよ…。」

やっぱり…。幼馴染の神威は知ってるんだなぁ…。

美音「神威さん。真琴は?」

神威「あぁ。そこの木陰で寝てるよ。」

体力が無いなりに頑張ったんだなぁ…。

千亜希「やっぱ神威は知ってたの?」

神威「本名はね。あと双子の妹とお兄さんがいるって事。」

レイ「レオが兄さんだった事については僕もびっくりしてる…。」

だよね。

私はふと思った疑問を口にする。

千亜希「レイちゃんは…レミさんとレオと3人でこの屋敷に住むの?」

レイ「千亜希ちゃん…?」

千亜希「あっ…えっと…いいんだ!別にいいんだけどね?
ちょっと寂しいかなぁ…なんて。」

美音「うちも…平日は紅魔館だし…お兄ちゃんもほとんど出かけてて屋敷にいないし…。
ユージーンも仕事があって屋敷にいない…。」

神威はレミさんと真琴さんと3人で出かけるし…レイちゃんは最近図書館にいたし…。

せっかくみんなで住む場所ができたのに独りぼっちで過ごしてちゃ意味ないよ…。

レイ「千亜希ちゃん。僕は千亜希ちゃん達の所に帰るよ。」

レミ「僕も。神威や真琴と過ごす場所があるもんな。それにせっかく再開した妹と過ごす義務がある。」

千亜希「ホントに…?人殺しでも…?2人のお兄さんを殺そうとした人でも?
それでもいいの?」

2人は頷く。

レイ「親友を突き放す理由がないよ。」

レミ「妹の恩人だ。仮に人殺しだとしても…今回のはレオ兄さんの自業自得だしなぁ。」

レオ「妹達を守ってくれた事に感謝する。
これからも妹達と仲良くしてやってくれるか?」

千亜希「うん!もちろんだよ!」

私はぱあっと明るい笑顔を向ける。

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作者名:理想郷project製作委員会 x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2018年6月8日 18時

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