検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:1,688 hit

その121by傀夢 ページ44

零side

僕は…梨花さんと神威さんの部屋に居た。
どうして?_______“また”千亜希だね。
だから嫌なんだ…僕は、千亜希ちゃんのそういう所が嫌い。
ひとりで何でも抱える所。


僕は立ち上がり、美音ちゃんの後を追いかけようとしたら、梨花さんに腕を掴まれた。


『…?』


梨花「……行くなっ…もう、失いたくない。」


神威「? 梨花、どうした?」


梨花さんは、僕を真剣な瞳で見つめていた。
“もう、失いたくない”?どういう事?


『どういう事ですか?』


梨花「……零、お前は……僕の双子の妹だ、から」


僕が双子の妹?確かに僕と梨花さんは似ているが、双子?どういう事?


『…第一、目の色が違います。梨花さんは両目とも紫です。僕は右目が紫です』


梨花「…そ、それは!零の能力が安定して無いだけ……」


じゃあ、何で僕やママ、パパを
置いていったの?


『……そう…ですか。でも、それでも僕は行かなきゃ行けない!千亜希ちゃんと美音ちゃんに犠牲になって欲しくないですから』


僕はニコリと笑って見せた。
そして、梨花さんはこう言った。


梨花「レオは!!レオはどうするつもりだっ!!僕らの“お兄ちゃん”だよ?」


『……は?』


お兄ちゃん?どういう事なの?!
あれが…僕のお兄ちゃん??
意味が分からない。


梨花「……分かっただろう?零が殺そうとしているのは、実の兄なんだよ…だから、僕も……僕も行くよ」


梨花さんもニコリと笑って、立ち上がった。
僕ら姉妹は、神威さんに行ってきます。と伝え、ジョースター家から出た。







『……梨花も、僕と同じ能力持ってるんだよね?』


梨花「…うん、僕は“救う”事が出来る。兄さんを…」







また、戻って来た。
この屋敷に。
大切な兄を取り戻すため、僕と梨花は屋敷の中に、足を踏み入れた。
今度は操られないよ…兄さん。
僕は…千亜希ちゃんと美音ちゃんを護るために来たんだから。

その122by歌詞無→←その120by真弥



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
設定タグ:合作 , 集団トリップ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:理想郷project製作委員会 x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2018年6月8日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。