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その101by傀夢 ページ24

零side

『あの人』の事も気になる……あと夜白(やしろ) 梨花(りか)の事も。

千亜希ちゃんと美音ちゃんには図書館に寄ってから帰ると伝え、今は図書館に来てる。


『調べてみようかな…』


「何がです?」


『ファッ!?か、花京院さん!?…何故ここに?』


「少し、本を読んでから帰ろうと思いまして…」


花京院さんはにこりと微笑み、そう言った。
花京院さんは続けて、こう僕に聞いてきた。


「……貴女には、貴女特有の能力がありますね?」


『! どうしてそれを…』


「貴女が捜してる人、会ったことある様な気がします。_______名前は城ヶ崎(じょうがさき) レオ」


まさか、花京院さんも会っていたとは……
しかし、僕と同じ様な能力は無いみたいですが…
ん?ああ。『幽波紋』ですか…僕には居なかった…からあの能力があるのでしょうか。


あの人は花京院さんに会っていた……ジョジョの世界に行ったことがある。という事______________だから、この世界に来ていてもおかしくない。


『まさか、花京院さんも会っていたとは…レオ様に』


「! レオ様……ですか…貴女の能力を見せてもらっても?」


『帰りに…で。いいですか?』


花京院さんは静かに頷いたので、僕はそう言い、夜白 梨花の情報や他の二人の情報を調べに行った。


『中々…無いですねぇ』


流石に遅くなるので、探すのをやめて花京院さんと帰宅路に来ました。
無いものですねぇ……情報。


「…ありましたか?」


『いえ、無かったです。では_______能力を見せましょう………操る』


僕は花京院さんを操ってみせた。
まあ…花京院さんは、自由が効かないのですが…


『能力解除』


「凄い…!!勝手に動いてましたよ!!」


『そうですか?これ以外にもありますが…ここでは使えません』


「充分です!ありがとうございます!」


少し、歩いていると…僕に似た人がこっちを見ていた。あれは!夜白 梨花でしょうか。


「すみません!」


『はい?何でしょう??』


「貴女、僕にそっくりですね?ドッペルゲンガーですか?」


『いきなり来て、失礼な方ですね』


良く喋る方……僕とは少し違うみたい。
んー…確認した方がいいですね。


『貴女は…夜白 梨花ですね?』


「! な、んで…?僕のな、まえを……」


『紹介が遅れました。僕は如月(きせらぎ) (れい)です。少し、貴女の事を調べて知っていただけです』




次に続く

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作者名:理想郷project製作委員会 x他3人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2018年6月8日 18時

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