その212by歌詞無 ページ41
クロハ「なん……っだよそれ!?」
フラウィー「そんなもの…聞いてないよ!」
霞「だろうねぇ?だって今初めてあんた達に見せるんだから。」
焦ってるなぁ…まあ十戒には会ったし…知らないのかな?
クロハ「クソが…!」
飛びかかってくるクロハ。
霞「【隠す】…!」
クロハ「ッ!」
蛇の能力で姿を【隠】して斬りかかる。
霞「【醒ます】!」
ザシュッ
クロハ「がはッ!」
霞「スタンドと神器の二刀流の威力はどうかな?
そして〜次は何がいい?」
クロハ「甘ぇんだよ!」
霞「わっ…!」
クロハの背中から出た黒い蛇の群れに足をすくわれ、体制を崩す。
両手から離れたアヌビス神とテオ、それとポケットの中身が宙を舞った。
霞「…ッ!鏡…!」
私は背中から蛇の群れを出し、倒れ込む前に体を支える。
クロハの蛇の群れが襲いかかってくる。
私は叫んだ。
霞「
そこにいますか!?」
すると鏡の破片が光を放つ。
やっぱり。あの時話しかけたまま鏡の中にいたんだ。
光「霞!やれぇ!」
霞「わかってる!」
息を吸い、さらに叫んだ。
霞「マン・イン・ザ・ミラー!」
『あの時』もそうだった。私がこう叫べば…
イルーゾォ「俺のセリフだっての。」
彼はこう言って私の前に出る。
マン・イン・ザ・ミラーがクロハの攻撃を全て弾く。
クロハ「何っ!?」
きっと空中で攻撃が爆ぜたように見えたんだろう。
霞「信じてたよ。イルーゾォ。」
イルーゾォは振り返るとため息をついた。
イルーゾォ「その状態でよく言えるな。」
そう言い私の体を起こしてくれる。
霞「さんきゅ〜」
そう言ってタバコとライターを拾い、ポケットにしまう。
イルーゾォ「ほらよ。」
イルーゾォは鏡の破片を差し出す。
霞「
鏡の破片を受け取り、ポケットにしまう。
そして床に突き刺さったアヌビス神とテオを引き抜き、再び構える。
霞「よっしゃ〜!やってやるぜぇ〜!
覚悟はいいか?私はできてる!」
クロハ「ケッ ガキが。」
霞「言うねぇ〜クソ蛇。」
睨み合い、再び幕を開けた
さぁ、殺り合おうじゃないか。
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作者名:理想郷project製作委員会 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年1月7日 17時