その182by歌詞無 ページ11
千亜希「真桜さん…!?」
真桜さん…どうしたの…?
様子がおかしい……確かさっきまではあんなペンダントしてなかったし、いつもの真桜さんだった。
突然おかしいよ……
きっと何かあるんだ。
まずは霞を助けてから考えないと。
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フラウィー「あーあ。良かったの?
大切な友達『だった』んでしょ?」
霞「うるさい。『だった』んじゃなくて
ずっとそうなの。」
真っ暗な空間。
これが……『悲劇が存在しない世界』なの……?
クロハ「はぁ……女神よぉ…お前は悲劇を望まなかったんだぜ?
それが叶ったんだぜ?それでよしとしようぜ。
『悲劇』的な運命なんて存在しねえんだからな。」
隣でそう言ったクロハの
どうして……?
ドクターネオ「繰り返す悲劇の中で私達は創造神の『大切な存在』を何度も繰り返し殺さねばならない。」
プロフェッサークローバー「それを目の前で見ないと言うだけマシだろう。」
そう…かもしれないけど……
霞「私はみんなに悲しんで欲しくない。
私はみんなが笑ってられる未来を創りたいの!」
私は泣き叫んだ。
クロハ「『今の』俺達にはそれはどうもしてやれねえな。
すまんが一人で頑張ってくれ。」
クロハは私の頭を撫でる。
霞「やってやるよ……独りでだってやってやる!
私は悲劇を変えるんだ!」
私に背を向けてどこかへ行ってしまう悪役達に向けて放ったと思われる
辺りに響いた。
私は……独りで何が出来るだろうか。
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作者名:理想郷project製作委員会 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2019年1月7日 17時