元気な子に恋をした【狗巻棘】

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んーと？

ここで合ってんのかな？

と、思いながら当たりを見渡すと一瞬で合ってると理解出来た。

そこには棘が居たから。

待たせてしまったか。と早足で棘の元へ向かう。

｢ご、ごめんっ！｣

謝ると全然大丈夫！呼んだの自分だし、と言ってくれた

少し息を整えてから改めて棘と向き合った。

わ、綺麗な顔。

すると棘がひと息吸って話し始めた。


棘｢お、れね？｣

びっくりした。

一言一言呪いが込められないか確認しながら言ってくれてる

｢うん｣

棘｢A、が、









す、き








俺と







付き合っ、て、?｣

あぁ、どうしよう。

泣きたくないのに、

嬉しすぎるハズなのに、

涙が溢れてくるよ、

｢･･･はいっ！｣

返事に驚いたのか一瞬目を見開いて泣きながら抱きついてくれた

｢なんで泣くのぉー｣

棘｢おかかぁぁ、｣

否定してるが絶対泣いてる。

｢どしたのぉぉぉ、｣

自分も泣いてしまい、理由を聞いてみる。

棘は断られると思ってたからびっくりと嬉しさが混ざっちゃったんだって。

可愛いな。

自分は泣き止んだけど棘はまだ理解が追いついていないようで泣いている。

すると突然棘が

棘｢明太子、ツナマヨいくら、しゃけ?(俺の前から消えないよね?)｣

と聞いてきた

｢？？どしたの、消える気なんで無いけど、棘が消えようとしたら力づくで連れ戻すからね！｣

ドヤ顔でかつ、安心するようないつもの笑顔がそこにはあった

棘｢しゃけぇぇぇ｣

｢わー、また泣かないでぇ！｣

困ったように笑うAと嬉しすぎてまた泣いてしまう棘。









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幸せにならない
はずはない

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