元気な子に恋をした【狗巻棘】

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なんで反論してんだよォ！

そこは肯定しとく所だろぉ！？

真｢そうなのか？なら、見なかっただけか？｣

｢いえ、山に居ました、｣

真｢山！？｣

とても驚いた様に目を見開く女の子。

パ｢どうした？｣

｢あ、パンダ｣

パ｢初対面で呼び捨てとはいい度胸してんな｣

｢え、本名パンダ？｣

パ｢おう｣

可哀想になってきた←

だってめっちゃ安直じゃね？

もっとさぁ、広輔とか、真広とかかっこいいのあったでしょ、

｢えと、よろしく！｣

真｢よろしくな！A！｣



五条さんのせいでこれからどうなるか心配だったけど上手くやっていけそうです

棘｢いくら？｣

ドアで話をしてた俺達に近ずいていきなりいくらとか、注文してきた子。めっちゃめっちゃかっこ可愛い。

でも、ここ寿司屋じゃないの、ごめんよ、

棘｢ツナツナ！｣

ツナかぁ、美味いよなぁ、

うんうん、俺ツナめっちゃ好きだわぁ、

棘｢しゃけ｣

しゃけねぇ、

そういや、前俺が川で採ったしゃけ五条さんに食われたなぁ、

後で五条さんの飯ぶんどっとこ←


そう思ってる間に何だか話は進んでるみたいで

パ｢俺はパンダ。こっちが禅院真希。んで、あれが狗巻棘｣

真｢よろしくな！｣

棘｢こんぶ〜｣

ゆっくり手をフリフリしてくれる狗巻と、
ニコッととても大きいスマイルをくれた真希、
後ろでオトンみたいににこやかにしてるパンダ。


俺もしないと、真希にしか言ってないから、
と急ぎめで挨拶する


｢あ、よろしく、俺、奏空A｣

パ｢Aかぁ、いい名前だなぁ、｣

棘｢しゃけ｣

｢ありがとう｣

真｢って言うか、Aって棘の言葉分かるのか？｣

コテンと首を傾げて聞いてくる真希。

正直、めっちゃ可愛い。←

棘｢ツナツナ｣

そうだそうだ、と狗巻も同意しながらこっちへ向く

｢あー、そうなんじゃね？｣

真｢めっちゃ適当ぉ、｣

｢んまぁ、理解できなくても良いでしょ、その場の雰囲気とかで、動物と話す訳じゃないんだし｣

真｢まぁ、まぁまぁ、だけどよ、大変じゃねぇか？｣

｢いや、俺が分からないとは言ってない｣

パ｢じゃあ分かるのか？｣

｢うん｣

棘｢しゃけ！？｣

｢うん｣

明太子〜と肩を撫で下ろす棘に頬が緩んでしまった

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