検索窓
今日:7 hit、昨日:11 hit、合計:58,549 hit

*Kaito.Ma* ページ26

ほんの数分前、

彼女から電話が来た。


『ごめん!!遅刻する!!元太くんと彼女さんも、ほんとにごめんなさい!!』


―――――――――――――――

そして今。


集合時間になっても現れない元太。


いちばん気まずいパターンになった。


まさかの、元太と、Aが遅刻。



彼女「ごめんね松倉くん。元太寝坊したって...」

彼女「いつもは時間通りなのに...ほんとごめんね」

「いや、Aも遅刻するって。こちらこそうちのがごめんね」


―――――――――――――――


すんごい気まずい中、


走ってきた元太。



元「ごめん海斗!」

「いや、彼女さんにも謝れ?笑」

元「ごめん!まじで!」

彼女「大丈夫。笑 それより、Aちゃん来ないね笑」

元「遅刻??」

「そう。ごめんね、2人とも」


――――――――――――


『ほんっとにごめんなさい!!』


元太よりはやいんじゃねぇかってスピードで

走ってきたAに、

元太も彼女さんも俺も大爆笑。


『晩御飯奢ります!!いや!!奢らせてください!!』

元「大丈夫!俺も遅刻したから!」

『でも私がいちばん遅かったから...』

彼女「大丈夫だよ、ほんとに笑」

『ごめんね〜泣』

『てか、海斗もごめんね、』

「.....とりあえず、無事で良かったわ笑」

『優しい!海斗ありがとう!』





目的のショッピングモールまで4人で歩く。


なんか、今日のAはいつもと違う気がする。


...あ、分かった。






「染めた?」

『染めた!』

「ハデ髪禁止なんでしょ?」

『今日だけだよ』

「そういうことか。でもなんで?」

『...だって、元太くんも彼女さんもすっごくお似合いじゃない??』

『わたしも、海斗に似合うようになりたくて!』

『今日限定でハデ髪にしたの!』






たしかに、前を歩く元太と彼女さんは、

ものすごく絵になっていて、

Aが憧れるのも、分かるかもしれない。

それに、

俺に合わせようとしてくれてるんだなって思ったら

ものすごく愛おしくなった。






「A、」

『なに??』

「ありがとね、」

『...いえいえ?』

「Aは、Aがやりたいようにすればいいからね?」

『私が染めたかったから染めたんだよ??』





何だこの彼女。


今日ダブルデートじゃなかったら、


ショッピングなんて予定変更だったのに。


くそーなんて思いつつ、


Aが楽しそうだからいっか、と


腹をくくって、彼女の頭を撫でた。

*Genta.M*→←*Noel.K*



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (77 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
397人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

まぁ(プロフ) - みさりんさん» リクエストありがとうございます!すぐ書きますね!! (2020年2月8日 20時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - さきさん» リクエストありがとうございました!時間かかってしまってすいませんでした汗 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - ももか。さん» リクエストありがとうございました!時間かかってしまってすいませんでした汗 (2020年2月8日 20時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
まぁ(プロフ) - 結菜さん» リクエストありがとうございました!時間かかってしまってすいませんでした汗 (2020年2月7日 17時) (レス) id: 47a706a603 (このIDを非表示/違反報告)
結菜(プロフ) - リクエストに応えて頂きありがとうございます!!ちゃかちゃん、うみちゃんらしい作品で何度も読み返してます!!大変だと思いますが、他の作品も楽しみにしてます!! (2019年10月2日 2時) (レス) id: 6d5069f39e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ま。 | 作成日時:2018年12月8日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。