＊トラ子のための妄想短編集＊ (ページ45)

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＊ちゃか×ハロウィン＊ページ45

あなたside

私の彼氏、

某アイドル事務所の宮近海斗は、

私といる時も、

アイドルだなぁと思うことが多い。

「海斗、ごめん、待ったよね？？」

今日がハロウィンだからとか、

気にせずに、

久々にデートすることになった。

海斗「待ってないよ、大丈夫」

夏ぶりに会った海斗は、

同い年とは思えないほど大人びてて、

「舞台、お疲れ様でした」

海斗「ありがとう」

海斗「なにずっとニヤニヤしてんの？」

「だ、だって、嬉しいじゃん」

ニヤニヤしてしまうのも無理はない。

海斗「でも、今日にしたのは間違いだったかもなー」

苦笑いの海斗。

そりゃあそうだ。

ものすごい人混みだから。

バレたらまずい。

海斗「ハロウィンかー、いいな」

「...これじゃ、バレちゃいそう」

海斗「俺んちくる？」

え？今なんて？

海斗「嫌なら、いいけど」

「行ってもいいの？？」

海斗「うん」

「行く！」

海斗とお家デートってことだよね？？

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in宮近家

海斗「A、あのさ、」

「う、うん？」

気まずそうに指を指す場所は、

ベッド...の先のクローゼット？

海斗「ほんとは中に入ってるの着てもらってそのまんまいただこうぐらいの気持ちだったけど」

そ、それはどういう。

海斗「久々のAがかわいすぎて、今すぐ欲しい...とか言ったら引く？？」

「もう言ってるし笑」

海斗「ふふ笑笑」

腕を掴んでぎゅっと、

こういう時くらいあざとく、

上目遣いをして、

「海斗が足りない」

海斗「...満足させてあげましょうか」

海斗の綺麗な目がわたしをとらえた。

久しぶりに会った彼と過ごす

甘い夜。

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＊作者から＊

だー！

ハロウィンおわってもーたー！

よし、今日中にがんばろ。