＊トラ子のための妄想短編集＊ (ページ37)

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＊微ピンク注意＊ページ37

ダメな方バック！！

あなたside

私の彼氏は、

優しくて

頼りがいがあって

世話焼きで

かっこよくて

私にとって完璧なんです。

が、

「もう３ヶ月前か...」

早くもレス状態。

忙しいし、

疲れてるだろうし、

構ってとも言えない。

毎日家に帰ってきてくれるだけで、

それだけで良い。

けど私も人間でして。

人間の三大欲求はあるんですね。

だから、ちょっとだけ、

行動に移してみます。

「ねぇねぇ」

閑也「んー？」

「今日一緒に寝てもいい？」

閑也「なに急に？」

「だめ？」

閑也のトレーナーの袖を掴んで言ってみる。

閑也「いいけど」

「やった」

閑也「なんかあったの？」

なんかありました。

おおありです。

「最近、閑也といちゃつけなくて寂しいなーって」

だって、言わないと閑也にはわかんないもんね。

閑也「ほ～」

閑也「それはつまり？」

「そろそろ閑也と寝たいとか言ってみたり」

閑也「ほんっとムードも何もねぇのな笑」

「いいじゃんか～」

ベッドに座ると

閑也に優しくキスをされる。

いつそのスイッチ押したの？ってくらい、

瞬時に変わる目付きにドキドキする。

閑也「寂しくさせてごめん」

後頭部を押さえつけられて、

荒々しくキスされるのも、

久々。

閑也「A」

「ん」

閑也「１回じゃ終わらせないから」

「優しくしてくれるなら」

ま、激しくされたことないから大丈夫だと思う。

まだ夕方なのに、

白いシーツの上で愛を確かめあう。

______________________________

目が覚めると、閑也はもういなかった。

と思ったら、

閑也「A起きた？」

「んー」

閑也「体痛くない？」

「腰痛い」

閑也「...俺も笑」

2人で笑いあえて、

一緒に寝れて、

想いが溢れる。

「閑也大好き」

閑也「うん」

閑也「俺も」

もう一度ベッドに入り込んできて

ホールドされた。

閑也「今日はもー離れねーぞー」

「うける笑笑」

閑也「ぎゅーー」

強く抱きしめられるのも

嬉しくて嬉しくて。

やっぱり閑也は、

自慢の完璧な彼氏です。