＊トラ子のための妄想短編集＊ (ページ36)

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＊Ryuya.S＊ページ36

龍也side

今日は、

彼女を思い出した日だった。

これまでで1番、

きっとこれからも1番、

大好きで、

愛してる人。

「龍也がいてくれるから、楽しい」

そうやって、

毎日毎日言ってくれたAは、

龍也「いなくなったんだよね」

龍也「突然」

元太「失踪...？？」

松倉「...」

メンバーと一緒に、ご飯を食べに来てるんだけど

今までの彼女の話とか、聞いてみたいってなって

今、俺の番ってこと。

俺にとっては、

後にも先にもAしかいなかったのに。

宮近「めっちゃ綺麗な人なんだよね、彼女さん」

海人「ね、海斗デレッデレだったし笑」

そうそう、

彼女はものすっごい美人だから、

無意識に人の視線を集める天才。

「もし、わたしがいなくなっても、龍也はわたしを探しちゃ駄目なんだからね？」

最初はどういう意味なのか分からなくて、

龍也「いなくなったら探すに決まってんじゃん」

「いいから。約束ね。」

普通に返したけど、

今となっては、わかる。

龍也「探さなくても、どこにいるかわかるから」

元太「え？え？なんで？」

龍也「空っていうか、宇宙っていうか、、、」

つまり、そういうこと。

なーんにも言わないんだもん。

ごめんね、約束破って。

探しまくった。必死に。

Aがいないとか考えられなかった。

1年探してたどり着いた、

Aの御両親からは、

俺が来る3ヶ月前に亡くなったと聞いて。

龍也「おれに、弱った姿とか、髪が抜けたところとか、見せたくなかったって言ってたらしい。」

松倉「Aさんから遺言とかないの？？」

龍也「あったよ、」

最期の手紙。だよね。

悲しいことなんか書いてなかった。

「龍也は、周りを笑顔にさせる天才だよ。」

「そして、わたしがこの世界で1番愛してる人。」

「龍也、私に出会ってくれてありがとう。」

ほら、松松はこの話知らないから。

ちょっと話してみたんだ、

松倉「しめにもそんな恋があったとは...」

如恵留「しめは、Aさんしか彼女にするつもりないんだもんね」

龍也「そりゃあそうだよ。」

おれ、学生時代から、どんだけアタックしてたか。

A、俺は今日も明るく楽しく笑顔でやってます

Aも笑顔で、ね。

＊作者＊

駄作やらかし。