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A視点
武田「あん時は警察が来てケリ付けられなかったんだ」
上杉「ん？続けていれば此方が勝ったがね？」
武田「あ？じゃあその続き此処でやるか？」
上杉「僕は一向に構わんが？」
バチバチしとる。
と言うか、上杉が喧嘩とはやはり人は見かけによらぬな。
すると武田はいきなり相手を変えた。
武田「てかさっきから気持ちよさそうに喋ってるお前、名前なんて言うの？」
笑いが起きる教室内。
ここではそんな事をする為じゃなかろうに。
銀髪の生徒はズボンをバッと広げた。
威嚇の一種か何かか？
モモンガとしか見えぬが…。
「てめぇ、舐めてんのか？」
武田「舐めねぇよ。そんな汚ぇ面は」
『はぁ、面倒』
みやび「Aさん？」
席を立ち上がり、2人の間に割って入る。
『そなたら、此処は喧嘩をする場所ではない。休み時間だからと言い、少し羽目を外し過ぎてはおらぬか？』
「席の事知らねぇ馬鹿は黙ってろ！」
『たわけなのはそなたらの方だろう。聞こえなかったのか？此処では喧嘩をするな。迷惑をかけられる身にもなれ。それが分からぬなら、喧嘩などやめろ』
武田「てめぇ、いい加減に…」
武田が我の胸ぐらを掴んだ時。
「お前ら何やってる！離れろ！」
なにやらぷろれすの様な先生が入ってきた。
肉山「お前らの担任の、肉山だ」
無理矢理席につかされた2人は少しイライラしていたが吾には関係ない。
元はと言えば彼奴ら自身が悪いからな。
肉山「錠跡A！！」
『ん？嗚呼はい』
肉山「次は１回で返事しろ」
『承知した』
みやび「あの…」
吾や秀吉に聞こえるか聞こえないくらいかの声量でみやびは話しかけてきた。
秀吉「告んの？答えはok」
みやび「ではございません。どうして皆さんは一触即発な空気なんですか？」
『…総長になる以外何がある？』
総長と言っても？を浮かべるみやびに1から丁寧に説明した。
『この銀杏高校を束ねているのは3年の総長と呼ばれる奴だ。その総長をみな目指しておるのだよ』
みやび「成程…」
その後は肉山先生のどうでもいい話を右から左に流して終わった。
『ふぅ、どうしたものか…』
みやび「あの、一緒に帰りませんか？」
『嗚呼みやび、勿論良いぞ。丁度誰もおらなくてどうしたものか迷っていたのだ』
どうやらみやびも山から降りているらしい。
みやび「にしても。よく彼処に入れましたね」
『あんなのただの論争だ』
みやび「流石です…！」
期待の目で見られたが吾は決して違う。
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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