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A視点
上杉「あは、あの子とっても面白いね」
伊達「嗚呼、そうだな」
そんな会話を2人がしていたとも知らずに。
長い廊下を歩けば特進と書かれた札が下がる教室が。
ここか。
中に入れば数名だけ居た。
全員ではないか…。
『おいそなた。すまぬがこれは席指定有りか？』
「あ？多分ねぇよ」
『そうか、礼を言う』
席指定無し、自由に座れる。
まさに不良みたいだな。
『しかし何処に座ろう…』
上杉「なら僕の隣はどうだい？」
『なっ…！？』
いつの間に…！
扉付近には伊達もおる…。
目が合うとポーズをとってきた。
『何処に座るつもりだ』
上杉「お、それは了承かい？僕はあの子辺りに座ろうかなって考えているよ」
あの子…明智と言う名だったか。
近くには秀吉とみやびもいる。
『よかろう』
スタスタ歩いてみやび達の元へ向かう。
みやび「あ、Aさん！って上杉くんも…？」
『嗚呼、すまぬが隣、座らせて貰うぞ』
秀吉「えー何々？Aちゃんも俺の近くが良かったん？」
『そういう意味ではない』
はぁ…。
空いていたみやびの隣に座る。
斜め左前には上杉がいる。
隣の奴に挨拶はしておいた方がよいな…。
『少しいいか？』
明智「！！ぼ、僕？」
『嗚呼、同じクラスになったのだ。一応挨拶はしておいた方がよかろう？』
明智「確かにそうだね…僕は明智光秀。よろしく…」
『吾は錠跡Aと申す。よろしくな、明智』
怖いと言っていたから少し微笑めばボンッと顔を赤くして、机に突っ伏した。
はて、何かやってしもうたか？
『みやび、明智はどうすればいい？』
みやび「えっ！？どうするって…そのままで良いと思いますよ…？」
成程放置か。
確かに名案だ。
みやび「と言うか、何があったのですか…？」
『怖がっているようだったからな。ただ少し微笑んだだけだ』
みやび「嗚呼成程…(確かに錠跡Aは笑うと人を1度で虜にさせてしまう事もあったとか…)」
みやびと話をしていればまた誰か入ってくる。
白い服に金色の髪…堂々と歩くのは彼奴くらいだな。
武田信玄。
武田は明智の隣にドカッと座った。
未だに突っ伏しているが、肩だけ跳ねたのは見逃さないぞ。
武田が座ると扉の近くに座っていたあの銀髪と後3人が武田の前まで来た。
「武田ぁ、お前上杉とサシで勝負して勝てなかったらしいじゃねぇか」
みやび「川中島の戦いですね！」
秀吉「しー！！」
何がそんなに嬉しいのか、全く分からぬぞ…みやび。
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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