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A視点
『ソワソワしおってどうしたみやび』
みやび「Aさん！今まで何処にいらっしゃったのですか！」
『前田が言うには正門の外だったらしい』
みやび「外！？」
前田「こいつ水場探して正門から出ててよ、次からは目ぇ離さないでおけ」
みやび「ありがとうございます！！」
軽くお叱りをみやびから受けたが、それ以前に前の方で絡んでいるジャージ軍団が気になる。
みやび「聞いておられるのですか！？」
『全く聞いておらんかった』
みやび「もう！！」
ジャージ軍団に目を奪われていたが上の方に若い女が1人と水晶玉が1つ置いてあった。
「一同注目！」
女の声でホール内は静まりかえる。
布を取れば顔が浮かぶ。
気分が悪くなりそうだな。
理事長「理事長の別府ノ守与太郎だ」
喋るのか。
明智「怖い…」
『禍々しいな』
武田「話ってなんだバケモン」
理事長「血気盛んな皆さんに朗報です！皆さん戦いたくてうずうずしてるでしょ？…ならば決めましょうぞ。誰がこの銀杏高校で1番強いのかを！」
1番の強者を決める戦い…。
この学校ではそんなものがあったな。
理事長「誰が天下を取るのかを！」
「旗印戦」
女は手に法螺貝を持った。
「開始！」
それと同時に大きな幕が下がる。
これは中々に学校で楽しめそうだ。
理事長「これはロマンだ…！ふっふっふ…」
怪しげな笑いだけ残し、去っていった。
今は特進クラスに向かおうと階段を登っている…筈。
『そなたら、少しは気配を消したらどうだ？』
上杉「気づいていたのか」
『逆にどうすれば気づかないと思っていたのか知りたいぞ』
伊達「私達もこんな事をするつもりはなかったのだが…」
上杉「うん、ちょっとね」
階段下に目をやれば、悔しそうな顔して去っていくジャージ軍団の男共。
『下品な野郎達だ。今すぐ海に沈めてやろう』
上杉「まぁまぁ！居なくなったからいいじゃん！ね？」
上杉はそう言ってナチュラルに手を取った。
吾はまた騙されまいとすぐ離したがな。
『触れるなたわけ！』
上杉「おや、もしかして男が嫌いかい？」
『そういう事ではない』
伊達「ならば、スキンシップが苦手なのか？」
スルッと腰に手を当てられる感覚…。
いかん手は前もあったがこの場合は…。
上杉「図星みたいだね。顔が林檎の様に真っ赤だ。」
『う、五月蝿い！！』
バッと階段を駆け上がり踊り場で振り返る。
『そなたらの様な者は危険だと知った！』
それだけ言ってまた階段を登る
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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