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A視点
『いい加減離せ秀吉』
秀吉「力つよ！？まぁええわ！」
みやび「草鞋を懐にいれ温めていた伝説を持つ…」
秀吉「草鞋を懐に…って何？てか手ぇ冷た！あっためたろか？」
草鞋云々は分からぬが、今の秀吉発言、似たようなものだな。
みやびは秀吉に手を取られてもすぐスっと離し歩き出す。
あまり人を見習う様な事はしたくないが、こればっかりはした方が良さそうだ。
吾もみやびの後を追って歩き出した。
みやび「しかし秀吉は女性に目がなかったとされ、若い娘を数多く囲っていたとか…」
秀吉「何ちゃこちゃこ言うてんの？」
みやびは一体何の話をしておるのだ？
みやびとはまた違う考え事をしていればなにやら
下半身に変な感じが…。
秀吉「うわ！満点ヒップや！」
みやび「あの、お尻が満点ヒップとはどういう意味でしょうか？」
よくそこまでみやびも冷静にいられるな。
『吾以外にしていればセクハラで訴えられたぞ』
桜並木の道を歩く先には先程と同じジャージ軍団。
みやび「この方達は一体…？」
秀吉「ここは全国から腕に覚えのある連中が集まってんねん。今朝2人に吹っかけて来た奴らは俺ら特進を僻んでるて訳や」
正直興味は無い。
喧嘩は無論好きではあるが雑魚を相手する位ならばつまらぬ授業を受けている方がマシである。
すると正門からなにやらエンジン音が。
秀吉「来たで、武田信玄や」
みやび「武田信玄！？」
電動キックスクーターに乗ったそやつは声を張り上げながらジャージ軍団を退かした。
中々に偉い奴みたいだな。
秀吉「15にして甲州街道の暴走族を束ねた…」
みやび「武田信玄は強力な騎馬隊を持っている事で有名だった…」
秀吉「それ何？」
『みやびの中の普通だろう』
するといきなり物陰に隠れるみやび。
吾と秀吉も同じように隠れた。
みやび「あれはひょっとして、上杉謙信！？」
上杉「みんな１回落ち着いて話そうじゃないか」
白い歯を見せるように笑った。
あれが俗に言う"さわやかけいだんし"か。
みやびいわく平和を愛した義の武将との事。
目印は手首に付けた数珠と白いフードか。
違う所では月に乗った眼帯の生徒が絡まれていた。
「てめぇらとっとと帰れやボケカス！！」
振り下ろされた金属バッド。
それを軽々と受け止める辺り只者ではないな。
「危ないよ？」
みやび「はっ！あれは独眼竜、伊達政宗！」
伊達「同じ様にしてやろうか？あ？」
言葉は品があるものの言い方がどうも悪いな。
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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