第三話「是非に及ばず」 ページ37
A視点
武田がやられ早1週間。
あの後病院へ救急搬送され学校には来れなくなっていた。
あんな重症をおって来られる方が凄いぞ。
上杉「武田は今日も休みか…」
秀吉「未だに信じられへんわ…あの武田が…」
伊達「家康、次は誰を狙うつもりだ」
黒田「順当にいけばAか秀吉じゃないかなぁ」
秀吉「えっ！？」
上から順に潰していくのか、甚だしい。
『あくまで憶測だ。そう本当に捉えるな秀吉』
秀吉「Aちゃんやけに冷静やな…」
『この様な事態で慌てれば相手の思うつぼ、こういう時は冷静になる方が状況としてはいいのだ』
秀吉「そーなん？」
此処で慌てて最悪の場合命を落とすリスクもある。
ずっと吾は学んでいるのだ。
伊達「…私達の事は、眼中にないか」
家康はずっと黙っている。
すると前の扉からまだ完治しきっていない武田が松葉杖をついて入ってきた。
上杉「武田…」
みやび「もう平気なんですか？」
そのまま信長の前の椅子に座る。
それまで黙っていた家康が口を開いた。
家康「…まだ生きていたのか」
殺す気であの時攻撃をしたのかこやつ。
秀吉「あの武田が…まじか」
秀吉がそう言う事も相違ない。
武田は喧嘩の実力が十分にあると噂を耳にした事がある。
そんな武田があの様な姿になっているのはとても有り得ないのだ。
井伊「早くも高校ライフ、しゅーりょー」
酒井「南ー無ー」
『…武田』
家康「おいゴミ」
相変わらずのゴミ呼ばわりで立ち上がった家康。
そのまま武田の近くまでいくと武田の"風林火山"の旗を広げ武田の前に落とした。
家康「磨け」
武田の横の机に足をおく。
しかし何故旗なのだ？
普通はタオルか何かだろうに…(そこじゃない)
家康「それで磨け」
武田は動こうとしない。
家康「磨けゴミぃ！！」
家康がそう言うと明智が近くまで行った。
彼奴無茶な事をする…。
明智「家康くん、僕が綺麗にするよ。僕強い人に憧れてて…家康くんとも友達になれたらなって…」
井伊「家康に媚びやがったよ…」
媚びではない、ただ武田を庇ったのみ。
家康「明智…」
明智「何？…うっ！！」
家康が明智を蹴り飛ばした。
家康「ゴミの分際で下品な笑顔を浮かべよって…」
明智「ご、ごめんなさい！！」
明智はそう言われるとすぐさま立ち上がり頭を下げた。
これ以上放ったらかしにするのはよくなさそうだな。
『この様な場で暴れるな家康』
家康「なんだと？」
明智「Aさん…！？」
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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