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A視点
秀吉「さーて今度は何で彼奴ら負かしたろうかなぁー？」
みやび「左様でございますか」
『あまり羽目を外さぬ様にな』
山道へ入っていく直前、神社の様な所で尻相撲をする小学生くらいの男とそれを見守る信長がいた。
男は負けてしもうた男に手を差し伸べていた。
子供「もういいよ、僕弱いし」
信長「このうつけが。倒れてからが始まりだ」
子供「馬鹿じゃねーの？」
子供「倒れたら終わりじゃーん」
子供「審判の癖にルール知らないんですかー？」
今の子供はあんなに礼儀知らずなのか。
信長「ほら立て！立つのが嫌なら寝てろ」
…聞いた事あるな。
あれは確か…。
子供「うるせぇ！馬鹿な格好してるやつに言われたくねぇよ！」
母親は何をしておる？
全く躾がなっていないではないか。
秀吉「みやびちゃん、Aちゃん。俺、先帰るわ」
みやび「秀吉くん？」
浮かぬ顔をしておるな。
…嗚呼思い出した、あの言葉は。
『放っておいても平気だ』
みやび「しかし…」
渋々了解してくれた。
世話の焼ける…。
ーーーーー
ーーー
ー
次の日、またクラスで喋っていた時だった。
魔村「皆さん、公認旗印が出ました」
また？
井伊「どうせまた猿だろ」
『出したのか？』
秀吉「…いや？」
魔村「旗印提出は、特進クラスの加藤清正くん」
みやび「加藤くんが…！？」
出す素振りすらなかった筈の加藤が何故…？
魔村「加藤くんが出した旗印はこちらです」
綺麗に回転する加藤の横に[3時間以内に豊臣秀吉を倒す 加藤清正]と丁寧な字で書かれていた。
上杉「加藤は信じなかったんだな。秀吉が強いって噂」
加藤「秀吉が強ぇか弱ぇか関係なかくさ」
調理実習の時とまるで別人。
睨みを効かせながら秀吉を見る。
魔村「なお、同じ旗印が出ました。合計56本」
明智「全部で56…！？」
秀吉も驚いたのか立ち上がった。
伊達「またお前の仕業か」
井伊「残念ながら俺の仕業じゃねぇ」
常習犯の井伊でもない…。
しかし誰かが糸を引いてるに違いはない。
井伊「今回ばっかりは調子にのった猿に皆鬱憤が溜まってんだろうよ」
反省の色なしか。
家康「たった56本でゴミ共がここまで騒ぐか」
久々に口を開いたかと思えばこっちもか。
何奴も此奴も反省するきあるのか？
家康「まぁ、56も205も変わらんがなぁ」
武田の事を侮辱する言葉。
秀吉「Aちゃん、ちょっとええ？」
『？嗚呼』
手招きされホール上の渡り廊下に呼び出される。
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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