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A視点
そんな秀吉の元に黒田がやって来た。
黒田「秀吉、手柄の横取りか？」
秀吉「何が？」
黒田「明智の卵焼き」
黒田はみやびと同じ班だったか。
気づいておったのか…。
明智はハンカチをがしがしと指で弄っていた。
『やめろ。指が痛むぞ』
明智「それはそうなんだけど…」
秀吉「あー！誰が作るかより誰が喜ぶかちゃう？」
油断も隙もないとはこの事か。
するとまた井伊が引っかかってきた。
井伊「ひーでーよーしぃ。お前ほんと卑怯だな、俺も見たそれ」
様々な奴が見ておったのか…。
榊原「お前確か普通の中学からきたんだよな？」
秀吉「うんそうやけど」
井伊「だったらこの卑怯もんからぶっ倒すか？」
酒井「いいねぇ、そうすれば余裕で1ポイントゲット！」
やることが悪どいな。
こればっかりは秀吉に同情出来ぬが。
みやび「秀吉くん…」
井伊達の言葉を聞き、俯いていた秀吉だったが急に笑顔で顔を上げた。
秀吉「アホやなーお前ら。逆の発想してみ？普通の中学から来てんのにこの特進に選ばれるって事は、何かあるって思わへんの？」
井伊「何がってなんだよ」
秀吉「実は武田を倒そうと集まった他校のヤンキーを倒したのは…俺やねん」
「「「はぁ！？」」」
他校のヤンキー…？
吾が気を失っている間にそんな事があったのか。
みやび「秀吉くんあそこにはいらっしゃらなかったはず…」
？みやびの呟いたものが本当どとすればこれは嘘？
うーん、分からぬ。
井伊「あれがお前の仕業だと！？」
酒井「嘘つくなてめぇな訳ねぇだろうが！」
秀吉「じゃあ俺が倒したって奴がおったら名乗り出ろや」
静まりかえる教室内。
秀吉「だーれも名乗りでぇへん！てことで、俺が倒したって証明された訳や。ま、挑戦したくなったらすれば？失敗したら終わりやけど、旗印戦は」
煽りをしてそのまま教室を後にした。
みやびが後を追ったのをみて、吾も2人の後を追った。
みやび「えー！！信長くんが倒したのご覧になってたんですか！」
『信長がそれを倒したと！？』
秀吉「しー！二人共声でかいって！」
そう言って辺りを確認し角へ寄せた。
秀吉「でも、ほんまビビったわ…信長があんなに強かったなんて…」
そんな様な気はしていたがな…。
入学式の日、何処か違和感を感じておったし…。
秀吉「それより吃驚するんは、アイツが自分の力を全くアピールする気がないって事や」
みやび「武田くんは…」
『言うわけないだろう』
意外だな…。
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さら - このお話も凄く大好きです！！上杉くん推しにして欲しいです！！上杉くんのお話少ないで！！いつも更新楽しみにしてます！！ (2022年9月7日 0時) (
レス) @page11 id: f9b4a84be1 (このIDを非表示/違反報告)
琉闇(プロフ) - 可愛い、！！夢主ちゃん可愛い！神だぁ、 (2022年8月29日 5時) (レス) @page22 id: e6fba14b0d (このIDを非表示/違反報告)
ふゆう - とっても面白いです！ (2022年8月24日 7時) (レス) @page10 id: 34f774734d (このIDを非表示/違反報告)
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