13話 グリムのお腹をもふりたい！ ページ15
Aside
〜大食堂〜
「1日中掃除して、､もうくたくたなんだゾ〜…」
床にへこたれるグリム。声からでも伝わる体の疲労。
『ごめんねぇ、グリム。でも後ちょっとだから、少し休憩してから再開しな。』
まだモンスターには、自分のユニーク魔法通じるかは分かんないから、癒す事はできない。
ごめん…。
うぅ〜！と呻き声を上げながらグリムは椅子にへばりついた。
目にするのは画面側を通してだったけれど、こうして見ると、すっごく可愛いんだな､､。しかもめっっちゃふわっふわ。前世の頃の近所の猫よりふわふわ。
もふりたいのを我慢しつつ、ユウの方へと視線を向けた。
『ユウも。一回休憩する？』
ニコ…と微笑んだ先には、目一杯腕足を伸ばして窓を懸命に拭いているユウの姿があった。
「あ、うん！僕も一回休憩しよっかな。じゃあこれだけやったら行くね！」
再度、手を動かし始めるユウ。
『…じゃあ、私も。』
私はユウに近づき、一緒に手を動かした。
「え！？Aは休んでなよ！さっきからずっと窓拭いてたじゃん！」
『それなら、ユウも、でしょ？』
背伸びをし、私よりも何倍も高い窓を拭きながらユウに問いかけた。
「そ、そうだけど、、でも、！」
次の言葉を探すように、言葉が詰まったユウ。
『ハハ！分かった分かった。じゃあこうしよう…』
雑巾を持った手を下ろし、ユウを見つめ、
『誰が早く終わるか勝負しよ！休憩なしで！』
悪戯な笑みを浮かばせ、ユウを見た。
ギョッと目を見開いたが、しばらくし、私に釣られたかのように
「そうだね！じゃあグリムと、、後、エースも！」
『あ！エース最初から居なかったよね？！』
そんな事知ってるけど、知らないような口調で、私は喋った。
グリム！2人で元気よく名前を呼び振り返ると
そこにはグリムの姿は無かった。
『まさかッ！』
エース追いかけに行っちゃった感じ？！
私は何が何だか状況の理解が出来ていないユウの手を取り、食堂を後にした。
〜鏡舎〜
はぁはぁはぁ…
2人の息遣いが鏡舎に響いた。
「A…ここに、グリムが、いるの？」
『うん、その、はずなんだけど、…』
肩を上下にさせ、必死に声を出した。
視界が歪みながらも、グリムの姿を探した。
「こーーーーらーーー！！」
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もこ(プロフ) - 初コメ失礼しますね！私愛され&逆ハー大好物なので嬉しいです！ツイステのキャラ全員推しなので嬉しいです！更新頑張ってくださいね！ (2023年4月15日 17時) (
レス) id: 3b02df20c8 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 初コメ失礼します！出来たら全員のキャラに愛されたいです！（恋愛的に）あと落ちは出来れば全員落ちみたいなのが見てみたいです！無理せずに頑張ってくださいね！ (2023年1月16日 17時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ(プロフ) - ななさん» わぁぁ！ありがとうございますっっ！！とっても嬉しいですっ！よろしくお願いします♪ (2021年3月27日 17時) (レス) id: 16872054ac (このIDを非表示/違反報告)
マシュマロ(プロフ) - 雪嶺さん» 私、自分の作品に自信がなく…ですが、こんな素敵なお言葉を頂けるととっっても自信が出ます！ありがとうございます!!( ･`ω･´) (2021年3月26日 13時) (レス) id: 16872054ac (このIDを非表示/違反報告)
雪嶺(プロフ) - わ〜!久し振りの再新だぁ!!今回もめっちゃ面白かったです!!(* ´ ▽ ` *)これからも、再新頑張って下さい!!(*＾▽＾*) (2021年3月22日 21時) (レス) id: d632292b35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マシュマロ | 作成日時：2021年1月22日 18時
