【HQ】オオカミの群れに放り込まれました。3

たまには甘くても、いいじゃんか。(番外編) ページ30

リクエスト消化のための番外編。
しばらく修学旅行が続いて書くのが遅くなると思うので、今から少しずつ番外編として書きます。
番外編じゃ書きにくいものは、修学旅行終了後本編で書きます。

赤葦と月島がデレます。
赤葦はもともとツンツン!!て感じじゃないけど、さらに甘く...
がんばれ自分!!


.




「デレデレ薬ぃ???」



とある平日の夜。
私はお兄ちゃんに電話をしていた。

ついさっき、小さなダンボールが届いたからである。
差出人は北野隆二。我が兄である。
なんだろーーーお菓子かなーーーーと、ワクワク☆ドキドキしながら開けたら、小さいビンが２つ。
【危険】と書いてあったからとりあえず兄に電話した。



『おう、これを飲んだらいつも冷たいヤツとかもすっげえデレるんだよ』

「何その魔法みたいな薬」

『効果は二時間。二本あるから冷たいヤツとか二人に飲ませてみたら?』

「飲ませますありがとうお兄ちゃん」




.




次の日の朝


ターゲットは京治先輩とツッキーに決めました。
二人の好物を作り、その中に一本まるまる入れました。




「ツッキー!!おはよ!!!」

「...おはよ」

「ショートケーキ昨日の夜作ってみたんだけどさ...いる?」

「...しょうがないしもらってあげる」


よし!!よしよしよし、
受け取ってくれたし、あとは今食べるように...



「感想聞きたいし、今食べてほしいなーー...なんて」

「別にいいけど」


よっしゃ!!

私の渡したフォークを使ってゆっくりと口に運んで...

ぱくり


食べました!!食べましたああ!!!


「...おいしい」

「よかった!!...じゃあ、ちょっと先輩のとこいってくる!!」


薬が効くのには五分くらいかかるらしいからそのうちに..

京治先輩のとこに行きます!!


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続きます

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