【HQ】オオカミの群れに放り込まれました。3

駄目ですよ、国見くん。(番外編) ページ28

リクエスト消化のための番外編。
国見とちゅーからのイチャイチャですん。

付き合ってる設定です。



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「北野、一緒に帰ろ」

「あー、ごめん。ちょっと先輩に呼び出されてて..」



だから先帰ってて


そう言うと国見はぷくぅ、と可愛らしく頬を膨らませた。
だめなの..?とうるうるした目が言っている気がして、心が罪悪感でいっぱいになる。

でも待たせちゃうのはなんか嫌だ。




「待ってるから、帰ろ」

「うぅ...わかったよ」





負けました。




それから国見くんとわかれて、階段をのぼり来てほしいと言われた三年の教室へと向かう。
呼び出してきたのは、たしか...A先輩。
あんまり話したことないんだよね。


と、そんなことを考えていると教室へついた。

ガラガラとドアを開けると、A先輩がぱああ、と顔を明るくした。
..可愛いな。




「北野、来てくれてありがとう。ごめんなー急に呼びだして」

「いえ、大丈夫ですよ。..用ってなんですか??」




大事な用事がある、と言われてA先輩に呼びだされた私。

A先輩は、えっと、と少し俯いてから、何かを決心したように顔をあげ私の目をじっと見つめてきた。





「俺、北野のこと好き、なんだ」



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