【HQ】オオカミの群れに放り込まれました。3

第百七話 ページ24

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「い、いや無理だったらいいんだけど別に変な意味じゃなくてなにかに抱きついたら安心するってゆーか、あ、国見に抱きつく必要ないよね柱に抱きついとくからごめんなさいいいい」




自分でもなに言ってるかわからないでござる。
どうすればいいかわからないでござる。
つい変なこと言ってしまったでござる。

...ヘルプでござる!!!


へるぷみーー!!!誰か私を助けて!!!
んひぃ...もういいや布団に潜ろうそうしよう。
耳をふさぎながらしゃくとり虫みたいな感じで布団に向かうワイ。
そのときもゴロゴロと雷はなっていた。
そろそろおちるよ雷わかるの私そういうのはあああああああああ!!!!




という私の予想は当たりどっかーんと雷がおちた。





(どっかーんという音はしてません)



「ひぎゅあっ!!?!?」

「..もうそれ日本語じゃないよね」

「い、いやいやいやいや....え???え??!」

「いや、抱きついてほしいって言ったじゃん」



ぎゅう、と抱きついてくる国見。
寝転んでるからかわからないけど、すごい距離近い。
サラサラな国見の髪が顔にあたってくすぐったい。
...そしていい匂いがする。


抱きついてほしいとか言ったっけ??(言ってません)

..まあ、安心するからいいんだけど。






「..なんか、心臓うるさくない??」

「き、気のせい..」





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