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Aside
『っ、ん………?』
起きると知らない場所にいました。いやどここれめっちゃいい匂いするんだけど。
田「あぁー!起きた起きた!」
ん?樹くんの声……。あれ?俺何してたっけ?マジで何してた?
松「え?ほんと?」
………ん?
『どわっ!!!!いでっ』
松「いだぁっ!!」
ままま松村北斗だ。待って頭ゴツンしたヤバいごめんなさい大丈夫ですか、
田「テンパリすぎなんよな〜」
『えっ、あの、状況……』
松「いやなんか、俺見て倒れたんすよ」
待って話しかけられてる。声がいい!!じゃなくて!
『えっ、倒れ………』
たわ。うん。倒れたわ。ちょっと衝撃がデカすぎたんだよねあの顔面が急に近づいたから。
田「そんで俺らが運んできたってわけ!」
『どこにです、?』
田「俺ん家」
『俺ん家……樹くんの家!?』
どーりでいいにおいがするわけだ。てか今まで1回も目合わせられてないのさすがに失礼だよね。樹くんとはガンガン合わせてんのに。
松「樹から聞きました、俺のファンだって」
「で、しょっぴーの弟さん」
『あ、えっと、その通りです、』
『……ごめんなさい、目合わせられなくて、』
松「いや、大丈夫ですよ、」
田「合わせてあげなよ〜北斗泣いちゃうよ?」
余計なこと言わないで!!だってカッコよすぎるんだもん。こんなの無理ゲーだよ。
ちら、
松「おっ、」
あ、目合った。待って目合った。確定ファンサじゃんいや俺から合わせに行ったけど。
『うわーー!無理だ!!』
暴れる俺を見て爆笑してる樹くんと戸惑ってる松村くん。状況カオスすぎる。目黒くん助けて〜……
田「あ、もう夜だしさ、北斗家まで送ってあげなよ」
『………ん?』
松「近いの?」
田「いや知らねぇ」
無理無理無理。2人で?さすがに申し訳なさすぎる。こんな俺を送ってくとか松村くんにとっては地獄じゃん罰ゲームじゃん。
松「全然いいけど」
良くないですよね!?無理してますよね!?
『いや!めっっちゃ遠いんで!!帰れます!』
松「声でか……」
田「え、そんな遠いの?」
『電車乗らないとなんで!』
田「じゃあ駅まで送ってあげな」
余計なこと言ったな。電車とか言わなきゃ良かった。
松「全然いいよ、送りますね」
『いや、えっ、申し訳ないんで』
田「頼んだ!じゃあな!」
そう言って、樹くんに追い出されました。
今現在、松村くんと2人きりです。
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おめめ(プロフ) - ぽぽさん» またやってしまった。すみません教えて下さりありがとうございます!! (6月23日 1時) (レス) id: 1e969f37da (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - オリ/フラついてますよ〜💦 (6月23日 0時) (レス) id: 8fec33f08b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おめめ | 作成日時:2023年6月22日 20時