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ダメ元で行った屋上も図書室も、知ってる限りの空き教室もどこも鍵がかかっていて入れなかった。

…ドラマみたいに上手くいかないもんだよね。



このまま教室に戻るのなんか気まずいし、かと言って帰るにしても荷物は教室だし、保健室に行く事にした。






「失礼しますー…」



誰もいない。
時計を見たら朝のホームルーム前の職員会議の時間だった。

もうこんな時間なんだ。



勝手にベッドを借りる訳にもいかず、椅子に座って待つことに。
仮病、どうしよう。

お腹痛い…あ、生理痛とかが無難かな。
熱がなくても問題ないし、1時間くらい寝かせて貰えないかな。








ぼーっとしていると、ノックが聞こえた。
こんな時間に誰だろうとドアの方を見つめていると



「失礼しま…え、Aじゃん!どうしたの」


入ってきたのは、ついさっき会ったぶりの大我だった。



どうしよう。


朝まで元気良く話していたのに仮病なんて言いたくない…けど喧嘩したなんてもっと言いたくない。

そもそも喧嘩なのかすら分からないけど。




「いや、大したことないんだけど」


「もしかして具合悪かった?ごめん、気付けなくて」


「いや本当に!大丈夫!大我はどうしたの?」


「保健の先生に出す物あったから。先生は?」


「多分職員会議。私が来た時からいなかったよ」


「そっか」






そう言うと大我は私の横に座った。
どうやら先生の事を待つことにするみたい。







「A、なんかあった?」

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設定タグ:京本大我 , SixTONES   
作品ジャンル:恋愛
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まいやん(プロフ) - 更新お疲れ様です!いつも楽しみに読ませていただいています!これからもご自身のペースで頑張ってください! (2022年8月8日 17時) (レス) id: 9a00c406d6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴぇ | 作成日時:2022年8月1日 19時

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