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指切りをして、今日も洗濯が終わるまで2人で世間話。
2人の約束ができた事、手を触れられた事
それだけで心が満たされた。
いい夢見れそうやなぁなんて浮かれてドアを開けると、聞こえてきたのはいつものあいつの声。
「おー、おかえりー」
そうや。
流星おったんやった。
「お前いつの間に帰ってん！」
「気遣ってこっそり帰ってやったんやでー」
「お前が会いたい言うたから行ったんやんか」
「ええやんええやん。なんかいい事あったんやろ？」
「まぁ……」
「分かりやすすぎるで自分(笑)」
あの流星にまでこんな言われよう。
俺ってそんな分かりやすいんかな。
「望お腹すいたぁー」
そんで何があったか聞かんのや…
興味あるんだか無いんだか。
ほんまマイペースやわー。
「ジャン負けコンビニやな」
「ええやん、一緒に行こうや」
「えー」
なんで泊まりしてて1人で買い物行かなあかんねん。
深夜のコンビニは泊まりの醍醐味やないか！
「しょうがないなぁ」
流星は重そうな腰をあげて、再び外へ出た。
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作者名：ぴぇ | 作成日時：2022年7月6日 18時
