57話 ページ9
*
コンビニから帰ってきて、先程買った朝ごはんを食べながら話していた。
「まだ誰も起きて来ないね、みんな何時に寝たの?」
そう聞いてくるAは、食べる前に化粧を済ませたようでいつも通りのAができあがっている。
「俺もAが寝てすぐ寝たからわかんねぇな。」
そう言うと、
「絶対朝まで起きてたやつだよね」
口元に手をあてて「ふふふ」なんて相変わらず上品な笑い方。
ふと昨日のみんなの会話を思い出した。
甘やかしたくなる、ねぇ。
無意識にAのことを見つめていると
「え、なに?私なんか変なこと言った?!」
小さな口を大きく開けて笑った。
君はどれだけの人のハートを鷲掴みにすれば気が済むのだろうか。
1つ1つの仕草、表情
彼女の何もかもに、キュン ときてしまうのは正常なのか、重症なのか
わからないし、どうだっていい。
どんな理不尽なわがままを言われてもきっと望み通りにしてしまうだろうし
面倒臭い頼みでもできる限り答えてしまうだろうななんて、考えてみたり。
1476人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hinata - すごく面白いです 更新楽しみにしてます (2021年5月29日 16時) (レス) id: ad3093d701 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴぇ | 作成日時:2021年5月29日 15時