69話 ページ21
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「じゃあ、また月曜日ね」
「うん、お邪魔しました!」
みんなで川遊び、バーベキュー、お泊まり。
大我くんのお母さんとも沢山お話して
すごく充実した休みを過ごせたなぁ、なんて余韻に浸ってみる。
「送ってあげたかったのに〜」
大我くんは、私をお家まで送ってくれるつもりだったみたいで。
さっき、のんちゃんが迎えに来ると聞いて少しショックを受けていた。
「ありがとう、気持ちだけ貰っておくよ。じゃあ、またね」
そう言って京本家を後にして、自分のお家の方へ少し歩くと
「A〜!お待たせぇ」
自転車に乗って現れたのはのんちゃん。
「わざわざよかったのに。ありがとう」
「良くないねん〜。女の子やねんで?夜なんやし。
歩いて帰ったら遅くなるやん?」
そんなに遠くもないし
まだ9時前だし
本当に、異常なくらい過保護。
とはいえ別に嫌じゃないし
ここまで可愛がってくれるのも若いうちだけだろうし、優しくしてくれるから素直に甘えておく。
「はよ帰んで!後ろ乗り!」
「コンビニ寄って〜」
「はいはい」
コンビニ寄って、アイスを買ってあげようと思ったのに何故か全部のんちゃんの奢り。
映画見る約束すっぽかしちゃったから奢らせてって言っても、意地でも奢らせてもらえず。
お買い物を済ませ、お家へ帰った。
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hinata - すごく面白いです 更新楽しみにしてます (2021年5月29日 16時) (レス) id: ad3093d701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぇ | 作成日時:2021年5月29日 15時