そろそろ、いいですか2 【Taiga.K】 (ページ19)

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67話ページ19

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｢にしても本当に嬉しいわ。こんなに可愛くていい子。

大我を選んでくれてありがとうね？｣

｢いえっ！むしろこちらの方がありがとうって感じです…。｣

本当に、その通り。
こんなにお母さんにまで優しくしてもらって、いいんだろうか…。

｢ふふ、本当可愛いわ～。女の子も欲しかった！｣

｢今からでも全然間に合いますよ｣

｢あら～、そう見える？ふふ｣

こんな風に話せるお友達のお母さんなんて、花ちゃんのお母さんくらいしかいなかったので新鮮。

｢まぁでも、死ぬまでに孫の顔が見れそうね～！安心だわ！｣

｢ゴホっ

ま、孫？！｣

急にとんでもないことを言い出した大我くんのお母さん。

いや、変な意味じゃないよね
全然わかってるけど

今の私にはその話はタイムリーすぎて

思わずせっかく頂いた紅茶を吹き出してしまいそうになった。

｢やだちょっと大丈夫？！

ごめんなさいね、冗談のつもりだったんだけど…！｣

｢あっわかってます…！すみません…。｣

紅茶が鼻の方にいっちゃって鼻が痛い。

｢…ワケありって感じ？｣

なんて言う大我くんのお母さんは、先程と見るからに目付きが変わっていた。