65話 ページ17
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「ごめんね、早く帰りたかったのに」
「いやむしろ嬉しいよ。慎太郎くんがよく、大我くんのお母さんの料理はすごく美味しいって言ってるから食べてみたくて…」
「そ?ならよかったけど」
大我くんは気を遣って謝ってくれたけど、本当に大我くんのお母さんのご飯食べてみたかったし…。
早く帰るつもりだったけど、今回ばかりは仕方ない。
とはいえのんちゃんへの罪悪感…
帰りアイスとか買って帰ろう。
Aごめんのんちゃん、今日大我くんのお家でご飯ご馳走になってくるから少し遅くなる(T_T:#85E249)
A帰ってから映画見よう!眠かったら明日でも明後日でもいつでもいいから
連絡したらすぐに返信がきた。
のんちゃんへいへい
のんちゃん帰り迎えに行くから場所教えといてなー
続いて無表情のクマがうさぎのぬいぐるみ?の耳を掴んでいるスタンプ。
怒ってないっぽい。
「望くん?」
と、隣に座る大我くん。
「そう、帰り一緒に映画みるの」
「あー、金曜のやつ俺も見たかったんだよな〜。みんなと遊んでたらすっかり忘れてた」
「本当楽しかったよね」
「ご飯よ〜」
なんて話しているうちに夜ご飯ができあがったようで、大我くんのお母さんからの呼び出し。
ご飯を作って頂いてるのにのんびりソファに座っているのは、気が引けたけど
「お手伝します」
と言うと大我くんのお母さんは
「いいの!お客さんは座ってなさい!」
と、意地でもお手伝いさせてくれない様子で
料理、盛り付けからテーブルに並べる所まですべて1人でやって下さった。
お父さんはまだお仕事らしく、3人で食事。
美味しすぎて、慎太郎が自慢したくなるのも納得。
本当に美味しくてあっという間に完食。
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hinata - すごく面白いです 更新楽しみにしてます (2021年5月29日 16時) (レス) id: ad3093d701 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぇ | 作成日時:2021年5月29日 15時