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『ちょっと、私まで!?』
「ボーッとしてるからだよ…」
『何気にスキップされてるし!!!』
ギャーギャー騒ぎながらUNOをしてあふ6人に、切島は「にしても…」と言う
「あの6人…学年上位トップだと思えねぇ」
「普段馬鹿騒ぎしてるクセに…!」
ワナワナと震える上鳴
『ちょっと、ヒロくん』1/21学年1位
「あはは…」学年3位
「なら、俺は萩原を飛ばすぞ」学年2位
「はぁ!!?」学年6位
「うおっ、俺か」学年5位
「んじゃ、ゼロ飛ばし」学年4位
全く終わりの見えないUNOに、音風は『私海賊王の1抜け』とカードを出した
「「はぁ!!!?」」
「何気に全部出してる!!」
「あ、俺っち2抜け!」
「順番で俺3抜け」
「僕は4抜け」
「5抜け」
「え、俺最下位?」
『今日のお昼ご飯代はヒロくんの奢り〜!』
教室のドアで嬉しそうに言う音風に「えぇっ!!?」とヒロが慌てて追いかける
「待ってよ、それ決めてなかったくない!?」
「ヒロ、してやられたな」
「んじゃ俺、自販機で飲みもん買ってから行くわ」
「俺のは甘いのね」
「俺はオレンジ」
「おー」
「ちょっと音風ちゃん!!?」
音風を追いかけていくヒロ
「あいつら、ホントに学年トップなの?」
上鳴のそんな言葉はクラス一同が思った
ー食堂ー
「普通科目は授業範囲内からで、まだなんとかなるけど…演習試験が内容不透明で怖いね…」
「突飛なことは、しないと思うがなぁ」
『あ、ヒロくんありがとう〜』
「音風ちゃん、もう奢らないからね?」
『じゃあ、次はレモンパイの…』
「話聞いてた!!?」
緑谷達の隣の机で昼食をとる音風達
「普通科目は、まだなんとかなるんやな……」14/21
「1学期でやったことの総合的内容」17/21
「とだけしか、教えてくれないんだもの。相澤先生」7/21
「戦闘訓練と救助訓練、あとはほぼ基礎トレだよね」14/21
「あ、コラ萩原!!! 人のカツ食ってんじゃねぇ!!!」
「やっぱり、ランチラッシュうま」
「聞いてんのか、コラ!!!」
ギャーギャー騒ぎながらも黙々と昼食をとる降谷が「うるさい」と2人の頭を殴った
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作者名:サッカーバカ | 作成日時:2019年2月9日 21時