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「ティラ、よかったのか？その腕」
『うん。一緒に行くって決めたから』
フーシャ村で彫り師がいると聞いて、すぐに頼んで彫ってもらったイレズミ
「S」の上にばつ印がついてある
『ルフィ』
「ん？」
『…3年後、また会えたら…その時は仲間にしてくれる？』
「………!!!」
ルフィは静かに目を見開き、「当たり前だ!!!」と大きな声で叫んだ
「逆に、おれが誘おうと思ってたんだぞ」
『そっか。じゃあ、3年間お姉ちゃんは強くなるね』
「おう」
なでなでとルフィの頭を撫でれば、「もー会えねェのかァ」と残念な声が聞こえてくる
『3年後に会えるよ』
「そだな」
もう迷わない
ひたむきに突き進むのみ
ー翌日ー
『うん、これでよし！』
持ち物全てをリュックの中に詰め込み、7年間使っていた子供部屋に頭を下げて外に出た
まだみんなが寝ている時間帯で、荷物を静かに置いた後、森の中へ足を踏み入れた
『ここも、だいぶ変わっちゃった』
火事があったあの後、様子を見に行ってみれば、この秘密基地はかろうじて無事だった
でももう、登ることはない
思い出は、胸の中にある
もう大丈夫
「ティラ〜〜〜〜」
『ルフィ!!』
荷物を取りに戻り、挨拶のためにダダンさんの家のドアを開ければ、ルフィが早速起きていた
「今日行っちまうからさ、美味い飯食おう」
『…うんっ』
お昼頃に出る予定なので、まだゆっくりはできる
みんなでどんちゃん騒ぎをして、山賊のみんなからは男には気をつけろとか、散々な心配をもろもろ受けた後、ダダンさん達の前で静かに座る
『皆さん』
「？」
『7年前、素性すらも何も知らない私をここに置いてくださってありがとうございました
おかげでここまで成長することができました
ルフィやエース、サボ、ルーンに会えたこと、皆さんに会えたこと、全てにおいて皆さんに感謝します』
深々と頭を下げれば、「頭なんかさげるんじゃないよ」とダダンさんが言った
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さっちゃん(プロフ) - サボ推しで小説拝見しました。休む時間必要だと思いますのでゆっくりでいいですよ。 (2022年12月22日 9時) (
レス) id: 6ccc21148d (このIDを非表示/違反報告)
Rain - この作品好きです！最近またONE PIECEにまたハマりましてサボが大好きなんです！！無理のない程度で更新頑張ってください！ (2020年7月23日 12時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月28日 18時
