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「家族に生まれるなんてことは、頑張ってもできることじゃねェ
幸福の星の下に生まれるってことだ……!!
できるもんなら代わってもらいてェよ…………
おれァ貴族に生まれたかった」
ブルージャムの言葉を聞きながら、ジンジンと痛んでくる
「評判の悪ガキ3人組と、真面目ちゃん2人組、計5人組の1人は…貴族だったわけか…
「高町」からわざわざ“ゴミ山”を馬鹿にするためにやってくるとは、おめェらも見下されてたんだろうな…」
「バカ言え!!!」
「サボはそんな奴じゃない!!」
「そうだ!!」
『私たちは兄妹弟なんだ!!!』
4人でそう叫べば、ブルージャムは含み笑いをして「悪かった」と謝ってきた
「しかし…おめェら、もう奴に近づいたりしねェよな…
そうする気なら今ここでお前らを殺しとかにゃならねェ
兄妹弟をも想うなら……放っとくのが奴のためさ…」
「でもサボは、「高町」を嫌ってた!!」
「アイツのことは忘れてやりな
それが優しさってモンだ…
大人になりゃわかる
お前らとはポルシェーミの一件での因縁があるが、アレはもういい
むしろ強ェ奴は好きだ。歳は関係ねェ
今…人手が欲しいんだがおめェら、俺の仕事を手伝わねェか？」
ブルージャムは、一つの地図を取り出した
「これがこの“ゴミ山”、グレイ・ターミナルの地図だ
このバツ印に荷物を置いていく。それだけだ」
木箱を持たされ、足場の悪いゴミ山を歩いていく
「……サボがいねェとイヤだ、おれ」
「我慢しろ!! おれだってそうさ…!!
だけど、本当のサボの幸せが何なのかおれはわからねェ
様子を見よう、あいつは強い!! 本当に嫌ならまた必ず戻って来るさ」
「……あれ、ルーンは？」
「どこ行ったんだ？」
ルーンside
(ここ、ゴアの検問所、か…)
連れて行かれたサボを追いかけ、中に入ったであろうサボの様子を伺うため、窓の外から中を探った
「………言えない………エースとルフィとティラの…せいじゃない」
「“事実”を言えないとはどういうことだ!!?」
(………事実？)
アイツは、親が嫌いで家を“自分の意思”で出て行ったんじゃないのか？
「お前、まさか余計なことを言わないよう奴らに釘を刺されているのか!!?」
「あいつらはそんな奴らじゃない!!!」
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さっちゃん(プロフ) - サボ推しで小説拝見しました。休む時間必要だと思いますのでゆっくりでいいですよ。 (2022年12月22日 9時) (
レス) id: 6ccc21148d (このIDを非表示/違反報告)
Rain - この作品好きです！最近またONE PIECEにまたハマりましてサボが大好きなんです！！無理のない程度で更新頑張ってください！ (2020年7月23日 12時) (レス) id: 3d2006b17f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2020年4月28日 18時
