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「仲間になってくれ！海図いるんだろ？宝も」
「…………私は海賊にはならないわ！」
差し出されたルフィの手を叩いた
「“手を組む”って言ってくれる？お互いの目的のために!!」
『んじゃ、行こっか』
「お前、怪我は」
『治った治った』
「「治るかっ!!」」
『腹の傷よりも、やられっぱなしでいるのも腹立つからね…腹よりもそっちが嫌だね。さぁ、行こうか』
「ああ、行こう」
「あっきれた…」
．
．
．
．
「そんなにこの町が大切だと言うんなら、一緒に消し飛べてさぞ本望だろう」
「なんじゃと貴様…!! わしと戦え!!!」
「おいおい、自惚れンな…ブッ放せ!!!」
「この町は潰させん!!! わしと戦えェ!!!」
町長の首を掴む小さな手に対して、青い閃光が走った
ﾊﾞｷｯ
「あたーーーーーー!!?」
「「バギー船長!!?」」
「なにしやがる！おれ様の手を…！あの女っ…!!!」
「娘…っ」
『よく言った、おじさん。あとはヒーローに任せていいよ』
バギーの手を握り、さらに力を込めた青子の隣に「約束通り、お前をブッ飛ばしに来たぞ!!!」とルフィが宣言した
青子はバギーの手を放り投げて『お返しっ！』とそのまま思い切り蹴っ飛ばすと、バギーの赤い鼻にクリーンヒットさせた
「よくもノコノコと自分から…!! 貴様ら!!! 現れたな!!!!」
「いーい？戦うのはあんた達の勝手だけどね、私は海図と宝が手に入ればそれでの」
「ああ、わかってる」
「俺は適当にやるからな、ゾロ」
「あぁ」
現れた5人に対して「小童ども…」と町長がフラフラながらに立ち上がり始めた
「何しに来たんじゃ、余所者はひっこんでおれ。これはわしの戦いじゃぞ!! わしの町はわしが守る!! 手出しは無用じゃ!!!」
『じいさんじゃ無理だよ。力のない者は淘汰される。別に守られる立場を受け入れろなんて言わないさ。…ただ、この戦いにあんたは邪魔だ。私の行く道の邪魔をするなら、じいさんでも許さない』
青く光る瞳を宿し、町長を威圧しうなじに手刀を入れて気絶させた。町長を支えて『アッシュ』とただ一言言うと「あぁ」とアッシュはその言葉の意味を汲み取った
「あ…あんた!! なんてことすんのよ！なんで町長さんを」
『言ったじゃん。邪魔!!!』
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作者名：サッカーバカ
| 作成日時：2022年3月12日 19時
